9月26日にWindows 11の大型アップデート23H2がリリースされて「Microsoft Copilot」(プレビュー版)が導入されたことでも話題です。このMicrosoft Copilotは生成AI技術が採用されていて文書・資料作成を飛躍的に加速させることが期待されています。PowerPoint、Outlook、Teams などMicrosoft 365 アプリと連携して動作します。
現在、Windows InsiderプログラムのRelease Previewチャネルでは「Windows 11, version 23H2 Build 22631 (Windows 11 2023 Update)」の提供が開始されています。
23H2の後にどんな変化があるのか早速動きがあり、Windows 11 Insider向けリリースに新しいSnipping Toolが登場しました。
Windows 11 Insider Program向けの案内をここに引用して紹介します。
Snipping Toolのキャプチャーが改善されました
Snipping Toolで、画面のキャプチャーと画面録画を組み合わせたキャプチャーバーをご利用いただけます。Snippingには、 Print Screenキー、もしくは、キーボードショートカット(Winキーと+ ShiftキーとSキー/strong>)、画面録画は Winキーと Shiftキーと Rキー でアクセスいただけます。また、画面録画は音声もサポートできるようになりました!
*この新しい機能はCanary チャネルとDevチャネルのInsiderみなさま向けに徐々に展開されていくので、Insiderのみなさま全員がご利用可能なわけではありません。
Snipping Toolのテキストアクション機能
最新版に更新いただくと、テキストアクション機能により、スクリーンショットからテキストを検出できるようになります。検出したテキストは、コピーしたり、機密情報を処理した上でシェアしたりすることも可能です。
*CanaryチャネルとDev チャネルのWindows Insiderのみなさまで、かつSnipping Toolの11.2308.33.0バージョンかそれ以上をご利用の方がご利用いただけます。
私もさっそく試しに使ってみたところ新しいSnipping Toolでは画像からテキストをコピーできることを積極的に案内していますね。
今まではテキストを改変したり取得されたくない場合には画像化していましたがこれからは無駄になりそうです。(例えば広告から遷移した先のランディングページ(LP)で価格や仕様などキャンペーン期間が終わったら変えるつもりで画像にしているようなケースも対策が必要でしょうね。)
新しいSnipping Toolでは動画として画面と音声を録画したり、画面の静止画を保存してテキストをコピーできるようになるのでオンラインでは視聴者(ユーザー側)にすべてが保存される可能性があり、公開される前提で活動したほうがよくなりますね。
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