嫌なものを見ている時間なんてない | 特選街情報 NX-Station Blog

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この3年の日常を取り戻す中で可処分時間が急激に減っています。検索エンジンのサジェスト キーワードなどから際限なく表示されるYoutubeのおすすめ動画が邪魔だと感じている人が多くなっているのではないかと思います。Youtuberの再生回数が激減して収入が減ったとかそういう話をネタにしているようになっていて、ますますツマラナイ、嫌な動画が増えています。スマホのYoutubeアプリやPCのブラウザでYoutube ホームに表示されるおすすめ動画、その中で嗜好に合わない動画は3点メニューから「チャンネルをおすすめに表示しない」を選択するとおすすめされないようにすることかできます。

 

 

視聴時のキーワードやテーマを元に動画をおすすめしてくるので、かなりの迷惑です。「歌ってみた」「弾いてみた」「踊ってみた」で再生回数1桁の動画がおすすめされることもあって、時間の無駄なのでそういう動画チャンネルは即「チャンネルをおすすめに表示しない」を選択しています。この作業を1日3回くらいしてきたら今はおすすめの精度がよくなりました。

Youtubeヘルプによると「興味なし」を選ぶとその動画はフィードに表示されなくなるそうですが同じクリエーターが類似の動画をアップすることが多いので一発アウトで「チャンネルをおすすめに表示しない」として処理しています。

 

おすすめ動画と検索結果を管理する [Youtubeヘルプ]

ホーム画面のおすすめコンテンツを削除する [Youtubeヘルプ]

 

元の楽曲を知っているからこそ、下手な個人でカバーしたものを見たときの嫌悪感がすごいです。脳内でリピートできるくらいに何度も再生した曲は歌手と楽曲のイメージがついています。そのような状況で、おすすめの判定はカバーした動画を喜ぶとでも考えているのでしょうか?

 

有名曲のカバー以外にも例えば野球とかスポーツとかそういうくくりで、延々とファンでもないチームや選手のチャンネルや私設の評論を聞いている暇はないのです。公共放送や限られた電波のテレビとは違うので、知ったかぶりの個人評論家が多数いて持論の展開を自分のチャンネルで好きにやってもらって結構なのですが、押し付けられてまで私は見たくないのです。

 

Youtuberが収入が得られるようになるまでには、収益化申請要件としてチャンネル登録者数1000人と、公開動画の総視聴時間4000時間あるいは公開ショート動画の視聴回数1000万回が課されていてユーチューブが行うチャンネルの審査に合格する必要があります。

 

YouTube のチャンネル収益化ポリシー [Youtubeヘルプ]

チャンネル審査時に確認される内容

・主なテーマ
・再生回数の多い動画
・最新の動画
・総再生時間の多くを占める部分
・動画のメタデータ(タイトル、サムネイル、説明など)

 

 

チャンネル登録者数1000人で総視聴時間4000時間を達成するには視聴者一人当たり4時間の視聴が必要です。固定ファンのいる芸能人ならともかく、一般の人が登録者を増やすのは最初のハードルになっています。チャンネル登録させるためには一度見て終わりできなく次が楽しみになるような継続的に繰り返し視聴されるようなコンテンツを作り続ける必要があります。

 

大手の広告主との関係がとても深いプロ野球のようなコンテンツはおすすめに表示されやすい傾向にあるので、視聴者の動画への接触時間を最大化されて広告収益を高めようとする意図がありありと見えます。