仕事術 新しいモノへの対処法 | 特選街情報 NX-Station Blog

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本日の仕事術は新しいモノへの対処法をお届けします。


コンピューターが登場した時、パソコン通信、インターネット、携帯電話やiPhoneが登場した時に、目前の自分の生活や仕事には関係ないと思ってしまうか、面白そうで役に立ちそうだと思うかで将来の可能性の幅がかなり違っています。報道などでは不安をあおり既得権益寄りの論調で直ぐにリスクがある、仕事がなくなるといった話になりがちです。未だにスマホ利用で目や頭に悪影響があるとか話題にしています。新しいモノには直ぐに追従した人にも先行者になれるチャンスがあります。短時間の利用で新しいモノを試しに許容できるリスクの範囲内で小さく初めて見ることが大切だと考えます。試して自分に役立ちそうだと感じたら比重を大きくすればよいのです。

 

例えば多くの企業がWebサイトや直販ECサイトを持った時に横並びで導入した企業までが生き残り、遅れたところは淘汰されてきました。家電店、生活用品小売の業界など例をあげればきりがありません。早期に導入した企業では開発失敗や事故などのリスクを取り、経験を積んだり先行者利益を得られたところも多かったように思います。

 

業界紙の広告を見てコンタクトした営業担当からカタログなどの資料を貰って商談を進めるビジネスの進め方が、インターネットと検索エンジンの登場でWebで電子カタログ・オーダーシステムへシフトしてきました。昨年末から話題となっているOpenAI ChatGPTという会話型AIの登場で仕事の進め方が変わる可能性が高くなってきました。

 

現在はChatGPT自体が収益を得る方法がトークンという単位の利用料なのですが、クラウドサービスの利用料に含まれる形のサービスが登場するのはかなり早そうです。インターネットの利用方法の内、主に検索エンジンを利用してリンクをたどることで途中に広告を出す形のビジネスモデルが終焉を迎える可能性があります。訪問営業や電話セールスが減少したように、窓口相談商法が対人からAIチャットへシフトした場合に営業のやり方も激変する可能性があります。これからはさらに金融商品や保険などのインターネット販売が加速すると思います。

 

OpenAIのChatGPTはMicrosoftと組んで世界へ浸透しようとしています。Googleはとても危機感を持っているようです。かなり早い動きでサービスのリリースが進んでいるのでAI分野で日本企業は遅れそうな感じがします。おそらく政策企画や経営層の技術への理解が足りないのか危機感を持っているという話をあまり聞きません。

 

以上、仕事術 新しいモノへの対処法でした。

 

以下は参考リンクです。

Microsoft and OpenAI extend partnership

 

Microsoft and OpenAI extend partnership [Microsoft Corporate Blogs]

 

 

OpenAI ChatGPT

 

ChatGPT: Optimizing Language Models for Dialogue
https://openai.com/index/chatgpt/
旧URL https://openai.com/blog/chatgpt/

ChatGPT:対話のための言語モデルの最適化
会話形式でやり取りする ChatGPT というモデルをトレーニングしました。対話形式により、ChatGPT はフォローアップの質問に答えたり、間違いを認めたり、間違った前提に異議を唱えたり、不適切な要求を拒否したりできます。ChatGPT はInstructGPTの兄弟モデルであり、プロンプトの指示に従い、詳細な応答を提供するようにトレーニングされています。