ImgBurn は軽量の CD / DVD / HD DVD / Blu-ray 書き込みアプリケーションです。ライティングソフトを使えば何も記録されていないブランクメディアを購入して構成できます。WindowsやPC付属ほかのライティングソフトウェアを使っても作成できますがフリーソフトでここまで高機能なものは他にないと思います。
作品を自主制作して安価に配布するのに向いています。学園祭、文化祭などのイベントに最適です。数万枚のような大量に作成する場合には専門業者へ発注した方が安くなる場合がありますが、それでもサンプルを作ってみないと出来がわからないので試した方がよいです。音楽CD、動画DVDを作成するときはPC以外にも家電などで再生できるか確認した方がいいです。
■CD / DVD / HD DVD / Blu-rayの作成に必要なもの
【ハードウェア】
・Windowsパソコン
ImgBurnをインストール
・光学ドライブ(読込み/書き込みに使用)
PCに内蔵されているドライブの製品型番、種類を確認します。カタログやデータシートで仕様を確認します。
例えばBlu-ray書き込み非対応のドライブの場合にはBlu-rayは作成できません。
・プリンタ(レーベル印刷する、CD/DVDケース封入の印刷物を作成)
【消耗品】
・CD / DVD / HD DVD / Blu-rayの媒体
音楽を作成するのか、ビデオ・映像を作成するのか
・媒体を入れるケース
・封入物用の紙
・プリンタのインク
ImgBurn 無料のCD / DVD / Blu-ray対応ライティングソフト
ImgBurn は、BIN、CCD、CDI、CUE、DI、DVD、GI、IMG、ISO、MDS、NRG、PDI など、幅広い画像ファイル形式をサポートしています。
AAC、APE、FLAC、M4A、MP3、MP4、MPC、OGG、PCM、WAV、WMA、WV など、DirectShow / ACM でサポートされている任意のファイル タイプからオーディオ CD を作成できます。
DVD ビデオ ディスク (VIDEO_TS フォルダーから)、HD DVD ビデオ ディスク (HVDVD_TS フォルダーから)、および Blu-ray ビデオ ディスク (BDAV / BDMV フォルダーから) を簡単に作成できます。
BenQ、LiteOn、LG、NEC、Optiarc、Pioneer、Plextor、Samsung、Sony など、多くの主要なドライブのブックタイプ / ビット設定 / 詳細設定をサポートします。
Windows 95、Windows 98、Windows Me、Windows NT4、Windows 2000、Windows XP、Windows 2003、Windows Vista、Windows 2008、Windows 7、Windows 8、および Windows 10 (すべての 64 ビット OS を含む)バージョン)がサポートされています。
2013年6月16日にImgBurn v2.5.8.0がリリースされて以降、長期にわたってアップデートされていません。光学ドライブと媒体が安定期に入っているのでソフトも安定期に入っていると見ています。
ライセンス、利用料に関しては作者への寄付歓迎の無料アプリ(フリーウェア)です。
ImgBurnのダウンロード
https://www.imgburn.com/
ImgBurn 日本語化ファイル [日本語化工房]
https://www.nihongoka.com/jpatch_main/imgburn/
ImgBurn内のメニューやメッセージを日本語化するためのデータファイルを配布しています。
ImgBurnのインストールと日本語化
ImgBurnのインストール
以下のスクリーンショットのイメージはWindows 10環境にインストールしたときのインストールウィザードの画面遷移です。
1. ダウンロードした「SetupImgBurn_2.5.8.0.exe」を開きます。
2.マイクロソフトストアの配布するアプリではないためWindows10では次のような表示が出ることがありますが、その時は「インストールする」を押します。
3. ImgBurn 2.5.8.0 Setupのインストールウイザードを進めていきます。基本的に「Next >」を押していればいいです。
4. ライセンスの許諾画面を確認して、チェックボックスをクリックして、「Next >」を押します。
5.インストールするコンポーネントを選択して「Next >」を押します。
他のユーザにも使わせる場合には「Install for All Users」のチェックを残します。
私以外は使わないので外しました。
6. インストール先のフォルダの指定をして、「Next >」を押します。
後で日本語化の際にこのフォルダの配下に日本語化ファイルをコピーするので記憶しておきます。
7. 最新バージョンのチェックについてのメッセージが表示されます。
8. ImgBurnのセットアップ完了です。
インストール終了時にImgBurnのウェブサイトが開きます。
https://www.imgburn.com/index.php?act=installation_complete
ImgBurnの起動確認
1. ImgBurnを開きます。
2. PCに接続しているドライブのチェックなどが行われてImgBurnが立ち上がります。
3.まだ、日本語化していないのでメニューやメッセージは英語のままです。
日本語化ファイル配置前だと「Settings」の「General」の「Langage」もグレーアウトしていて変更できません。
4. いったんImgBurnを終了します。
ImgBurnの日本語化
1. ダウンロードしたImgBurn 日本語化ファイル「imgburn2580_jp2.zip」を展開します。
「Japanese.lng」が展開されます。
2. インストールの手順の6で指定したフォルダの配下に日本語化するための言語データファイル「Japanese.lng」を置きます。
C:\Program Files (x86)\ImgBurn\Languages
3. ImgBurnを起動し、「Settings」の「General」の「Langage」の「User Specified」で「日本語[日本]」を選択して、OKを押して、ImgBurnを終了します。次に起動するときに日本語化されます。
4. ImgBurnを起動して、日本語化されていることを確認出来たらインストールと日本語化の一連の作業は完了です。この後はすぐにもディスクの書き込みができます。
(参考) ログ画面
システムやドライブの状態が表示されます。時系列で操作内容が表示されていきます。