薄型ノートPCでは、有線のLANケーブル(RJ-45コネクタ)でイーサネットに接続できない機種が増えてきました。LANの口がないPCを繋ぐのに必要なアイテムが、USBからRJ-45に変換するアダプターです。通信速度は10/100 Mbpsですがアマゾンで1000円を切る格安の Cable Matters USB LAN 変換アダプター（ブラック）USB to RJ45 変換コネクター を買ってみました。
紙箱にビニール袋に包まれてケーブルが入っていました。安い商品ではビニール袋だけということも多いのですがきちんとしています。
通電するとCable MattersのところのLEDが光ります。このLEDは眩しすぎないので通電確認用の役目をきちんと果たしている感じです。RJ-45のポートにはLANのコネクション状態を示す緑色と黄色のLEDもついています。
裏面には次のようにマークされています。
USB 2.0 Type A to RJ45 Adapter
Cable Matters Inc.
Model No. 202023
Made In China
FC RoHSなどのロゴ
あとはシリアルナンバーを示すSN: のシールが貼られています。
プラグアンドプレイ (Plug and Play, PnP) に対応しているので、Cable Matters USB LAN 変換アダプターをUSBポートに接続すると、ドライバーのインストールが始まります。
カニさんマークのLANチップメーカーで、PCのオンボードLANとしての搭載も多いメーカーなのでなじみがあります。
この変換アダプターにはWindowsの標準ドライバでUSB CD-ROMと認識する記憶領域があり「Realtek USB CD-ROM Device」としても接続し、この中にはRealtek LANドライバのインストーラー「RTK_NIC_DRIVER_INSTALLER.sfx..exe」が入っています。
インストーラーを実行してドライバーファイルのインストールをしました。
LANが使えないとインターネットが使えず、ドライバのダウンロードを別のネット接続PCでしなければならないことになりかねないのですが、この製品はその点を解決済みです。
Windows 7のデバイスマネージャでは、ネットワークアダプター 「Realtek USB FE Family Controller」として認識されました。ちなみに私のPCに標準でついていたオンボードの方は、「Realtek PCIe GRB Family Controller」です。
他のPCで試したところ、Windows 10はもちろん、Windows Server 2012 R2でも使えました。ほかのWindows Serverでもおそらく動作するのではないかと思います。
有線LANのメリットは無線LANよりもはるかに通信速度が安定し、確実な接続性があることです。電波状態が悪いなといったストレスからの解放、無線LANしかないノートPCと組み合わせて会議室やホテル等の有線LANしかない場所での利用と便利に使えるので価値ある1000円でした。
- Cable Matters USB LAN 変換アダプター（ブラック）USB to RJ45 .../Cable Matters
- ￥999
- Amazon.co.jp
Wake-on-Lan (WoL)/Full-Duplex (FDX)/Half-Duplex (HDX) Ethernet、クロスオーバーの検出/背圧ルーティング/自動補正（自動MDIX)の有線LAN通信モードに対応；IPv4/IPv6 プロトコル、10BASE-T/100BASE-TXのネットワーク規格に対応
有線 USB - LANアダプタは無線に比べてもっと信頼性の高い接続を提供可能
Windows 10/8.1/8/7/Vista/XP, Mac OS X 10.6/10.7/10.8/10.9/10.10/10.11, Chrome OSに対応
* Windows RTやAndroidに非対応
*ニンテンドースイッチに非対応