今日の仕事術は 下手な古典的な指導をやめる をお届けします。指導の定義としては、教え導くこと。 として書きます。
一方的に知識を詰め込む教育するのではなく、教えることに加えて進むべきゴールを示すことが指導です。
現在、指導と言いながらきちんとゴールを示せていない、あるいは手段を目的化しているだけというのがあります。
現在盛んにおこなわれている働き方を変える、働き方改革のゴールは生産性向上や企業の利益確保がゴールなのか、働く人の人生の質を高めるのかで、全く異なった未来になります。本質をとらえることができないために真の目的へ到達できないようなときには指導が必要です。
指導者自身がまず変わる必要があり、指導内容については古典的な従来型の指導ではいけません。指導者が気付けるかどうか、その組織のメンバーも含めた全体の力が物を言います。
古典的な指導の例としては、
・大会議室に関係者を集めて講話する。
・社訓を全員で唱える。
・持ち回りで発表をさせ、講評する。
などがあります。
こうした指導方法を採用すると働く場所、時間、事前の資料作成や想定問答集を部下が大量に作成することになり、無駄が大きくなります。
一番いけないのが国会のような進め方です。
突然の質問で不勉強をあげつらうようなやり方では未来は作られません。事前に調査する内容を議論して、その内容を統計学的にきちんと整理することによって、結論を導き出すというやり方をするときに来ています。別の目的の調査結果を恣意的に集めたり、結論から誘導した数字を揃えるようなやり方が問題を複雑化して議論を困難にしてしまいます。
仕事術 下手な古典的な指導をやめるでした。