仕事術 くり返しは標準化、単発はどうするか? | 特選街情報 NX-Station Blog

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今日の仕事術は くり返しは標準化、単発はどうするか? についてです。


日々繰り返される仕事(ルーチンワーク)はマニュアル化、標準化した手順で実行され、ひいては自動化しようとされています。マニュアルの書き方についても立派な仕事術の記事が何本も書けますし、標準化や自動化ももちろんそうなります。


それでは、単発の仕事、手探りで手順を考えたり、改良を重ねながらトライアンドエラーでやり遂げる仕事はどうしたらよいでしょうか? 単発の仕事の肝は、状況確認(依頼内容の把握、観察、ヒアリング)です。例えば、特注品の仕事です。今まで製造したことのないような仕様の品物を作る場合です。ちなみに通常品であれば、数量と納期を確認して、原材料と製造設備のリソース配分をすれば製造することもでき、日頃の作業手順で検査、出荷して仕事を終えることができるでしょう。


もう一つの例は製造トラブルを起こしてしまってリカバリーする仕事です。製造トラブルは予期せぬ出来事でしょうから、具体的なマニュアルはまず存在しません。同様のトラブルを起こしている場合など、事前に分かっていればトラブル防止の対策ができているはずなのです。 トラブルの処置と再製造の手配を迅速に行って納期に間に合わせる、あるいは納期を調整するといったイレギュラーな業務が多数発生します。このときに大切なのはまず状況の把握、そして関係先への報告と調整です。日頃からの良好な関係があればリカバリーに社内外の関係者が協力してくれるかもしれません。


効率を追求すると、標準化してくり返しの仕事にすべきなのですが、変化への対応や改善へつながるのは単発の仕事です。ですから、単発の仕事をうまく回せるようにすることも重要です。


仕事術 くり返しは標準化、単発はどうするか?でした。