仕事で使うスマホやPCの性能やキーボード、マウスなどの周辺機器、プリンタなどの備品は、充実しているでしょうか？ ネットワークや電源などのインフラの整備状況はいかがでしょうか？
働き方改革として、働く場所の話や時間管理ばかりが先行しています。大きな方向性としては労働時間によらない報酬体系を目指しているように感じます。過労、長時間労働の防止などは後付けの理由な感があります。
仕事をする上で不可欠なライフライン、つまりビジネスライフラインとなるツールやサービスをきちんと使えるかどうかということが情報通信技術に関する基本的な権利として認められるべきではないかという視点での議論が深まることを期待したいと思います。
道具の差で結果が変わってくることはプロの世界では当然で、努力、正しい方法は無論、環境やタイミングなど様々な要因が結果を左右します。道具の性能については悪いものよりも良いものを使った方が成功の可能性が高まります。道具の差が結果を左右するケースでは悪いものを使って成功することはないのです。
元々の基本的人権は２１世紀になって権利の範囲や種類が増えていますので、そろそろIT利用に関する権利が含まれるべき時がきています。