アイロボット Braava jet 240新製品発表会＆第3回ファンミーティングに参加しました。
アイロボット社CEO兼共同創設者のコリン・アングル氏をはじめとしたアイロボット社のメンバーが来日されて、新製品「ブラーバ ジェット 240」(braava jet 240)の発表、未来の家についての話、ファンミーティングと新製品発売を記念した乾杯が行われました。
コリンさんの手前にあるのはケーキです。
会の終盤にはルンバとブラーバの形のケーキもみんなでいただきました。
コリン氏より最初に語られたのは、数年先の未来の家の形です。第三世代スマートホームのビジョンです。第一世代では、コネクテッドデバイス(ネット接続型の機器)は、機器ごとにアプリをスマホにインストールするようになっており、人の手による操作が欠かせません。第二世代ではセンサーと組み合わせることで感知した後の動作をプログラミングしておくことで自動で行えるところまで来ました。しかし、これからは自動的に構成、メンテナンスを行い、人々の好みに合わせて対応することを考えています。
アイロボット社は家の中を動きマップを作成するルンバと、様々なロボットが家の状況を把握し、家族ともコミュニケーションをとることで豊かな生活がおくれるようにすることを目指しています。
Braava Jet 240を披露し、同時にRoomba 960、Roomba 680を発表するにあたり、コリン氏は次のように述べました。
「本年、アイロボット社の家庭用ロボット販売数は、世界で1,500万台を突破しました。コネクテッドホーム分野を追求するなかで、日本市場において、複数の製品を同分野に投入すること、マッピング機能やネットワーク機能を持つルンバをよりお求めやすい価格で販売することはアイロボット社にとって大きな契機です。今後もさらにコネクテッドホーム分野での成長に邁進し、さらに多くの方々の暮らしに役立つロボットを開発します。」
続いてアイロボット日本総代理店セールス・オンデマンド株式会社の山内洋氏より、製品説明が行われました。brrava jetは日本をはじめとしたアジア地域向けの製品で、床の拭き掃除、水拭きの文化を持つ家庭用を対象としています。
新しいbrrava jet は、かなりコンパクトになって片手で持てるようになりました。厚みがあるように感じますが、ルンバよりも薄い8.4cmとのことです。
brrava jet には、使い捨ての3種類のクリーニングパッﾄﾞが用意されていて、水拭き2種類と乾拭き1種類があります。
brrava jet が拭き掃除をするようになれば、今日のように暑い時期に体を動かす必要もありませんし、寒い時期には雑巾を洗う必要もなくなります。
クリーニングパッドは装着すると自動的に種類を認識、クリーンボタンを押すだけで種類に合わせて適切な動作をする仕組みです。おそうじ後には、汚れたクリーニングパッドを捨てるだけです。捨てる際にも本体のボタンを押すので、手が汚れず衛生的です。
日本におけるアイロボットの製品販売は年を追うごとに大きく伸びており、brravaも増えてきています。
ロボット掃除機の分野では、3位にブラーバが入っており、首位はもちろん上位にアイロボット ルンバが占めています。
ロボット掃除機のブラーバは稼働音がとても静かで、素足でも気持ちの良いさらさらした床を掃除の手間をほとんどかけずに実現してくれます。
ルンバ680、ルンバ950、ブラーバジェット240の3機種の大きさの比較です。厚み、サイズを比べてみると、ルンバが掃除できるところは入り込んで掃除することができるのがわかると思います。日本の家のことをよく考えたサイズです。
ブラーバ ジェット240は床にこびりついた汚れにジェットスプレーで水を噴きつけ、クリーニングヘッドを細かく振動させてこすり落とし*1、手の届きにくいところまでくまなく拭き掃除をします。
同時に発表された、ロボット掃除機 ルンバシリーズ「ルンバ960」はAeroForce クリーニングシステムによる優れた清掃性能と、iAdapt 2.0ビジュアルローカリゼーションによる高精度なマッピング機能、iRobot HOME アプリでのスマートな操作が可能な同製品をよりお求めやすい価格にて販売いたします。ルンバ980の廉価版、ルンバ880/885の上位機種の位置づけです。
ここで製品概要を載せておきます。
床拭きロボット ブラーバ ジェット240
ブラーバ ジェットはコンパクトなボディで家具のすき間や狭いスペースにも入り込み、こびりついた汚れやベタつきをスッキリ拭き取ります*3。最大15畳*4のスペースを清掃可能です。
ロボット掃除機 ルンバ960
ルンバ960はiAdapt 2.0ビジュアルローカリゼーションにより、家中のフロア*6をくまなくキレイにします。iRobot HOME アプリが利用可能で、最大5倍*7の吸引力を実現しました。清掃途中でバッテリー残量が少なくなると自動でホームベースに戻って充電・再開する他、髪の毛などがからまりにくいAeroForce エクストラクターや、ゴミの多い場所を集中的に清掃するダートディテクトモードなど、ルンバ900シリーズ、800シリーズに搭載されている多くの機能を搭載しています。
ロボット掃除機 ルンバ 680
スタンダードモデルの680は、3段階クリーニングシステム、清掃が終了すると自動でホームベースに戻る自動充電機能、決まった時間に清掃をスタートできるスケジュール機能などベーシックな清掃機能を搭載し、確かな清掃力で床掃除の負担を軽減します。
*1：ウェットモップモードおよびダンプスウィープモードの場合のみ。
*2：ルンバ900シリーズでiRobot HOME アプリを使用するには、ルンバがIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)の
Wi-Fiネットワークに接続している必要があります。ブラーバ ジェットでiRobot HOME アプリを使用する
には、ご使用のスマートフォンやタブレットがBluetooth Low Energy(BLE)バージョン4.0以降に対応し
ている必要があります。iRobot HOME アプリの最新の対応端末や要件はホームページよりご確認ください。
*3：コーヒー、ソーダのしみをウェットモップモードで清掃した試験結果。
*4：ダンプスウィープモードおよびドライスウィープモードにおけるフローリングの上での試験結果(アイロボ
ット社調べ)。部屋の形状や床の状態、バッテリーの状態などにより異なります。
*5：洗濯機を使用した場合の試験結果。デリケートなものと一緒に洗濯しないでください。
*6：フローリングの上での試験結果（アイロボット社調べ）。部屋の形状や床の状態、バッテリーの状態などに
より異なります。
*7：AeroVac搭載の600および700シリーズとの比較（アイロボット社調べ）。
*8：1回の充電につき。
今日、初披露のBraava jetが会場に動態展示されていました。
ルンバだとマットや絨毯にも乗り上げるのですが、ブラーバは避けて掃除を続けていました。
フローリングの床を想定したデモンストレーションもあり、水のジェットが水浸しになるほどでもなく、乾いてしまうほどでもなく絶妙でした。
透明な床で動きを見れるようになっており、水の噴射とクリーニングパッドを振動させて汚れを落とす動作がよくわかりました。
色素入りの汚れを模した液体をスイスイと拭いていました。
専用のクリーニングパッドは「ドライスウィープパッド」「ウェットモップパッド」「ダンプスウィープパッド」の3種類です。
・ドライスウィープモード(白色)
から拭きでひと拭き。ホコリや汚れ、ペットの毛などをからめ取ります。
・ウェットモップモード(青色)
同じ場所を3回念入りに拭き掃除。水と洗浄剤でこびりついた汚れもこすり落とします。*3
・ダンプスウィープモード(燈色)
同じ場所をしっかり2度拭き。少量の水と洗浄剤で日常的な汚れやホコリを拭き取ります。
ちなみに、洗って使える洗濯可能なパッドも用意されます。
洗濯することで繰り返し使えるパッドの3種類セットが別売りされ、最大50回の洗濯が可能とのことです。（このパッドには洗浄剤は含まれていません）。
コリン氏もファンミーティングの乾杯に参加され、会場の展示のそばで未来の家や製品についての会話が行われていました。
ブラーバ型ケーキもルンバ型ケーキもみんなの胃袋に吸い込まれました。
製品ページ
・お掃除ロボット 「ルンバ」
https://www.irobot-jp.com/product/index.html
旧URL https://www.irobot-jp.com/roomba/index.html
旧URL http://www.irobot-jp.com/roomba/index.html
・床拭きロボット 「ブラーバ」
https://www.irobot-jp.com/braava/index.html
旧URL http://www.irobot-jp.com/braava/index.html
私もルンバ980を日ごろから使っています。ルンバではできないキッチンの液はねは拭き掃除をしなければならず、油断しているとネバネバなんかを気付かずに踏んでしまったりと大変なことにので、商品モニターとしてお借りする予定の「ブラーバ ジェット」をまず使ってみたいと思います。
【アイロボット ファンプログラム第3回ファンミーティング】に参加しました。