第10回 UQ WiMAXお客様の会 レポート | 特選街情報 NX-Station Blog

特選街情報 NX-Station Blog

特選街情報 NX-Station Blogは30年以上の製品選定の経験に基いてパソコン、デジモノ、家電の購入の経験、そのほか日々の記録のブログです。製品についての所感、評価、クーポン&特価情報やスペックの比較をしています。

3月14日に開催された第10回 UQお客様の会のレポートです。「UQお客様の会」とはUQコミュニケーションズとの双方向コミュニケーションを図る場として、半年から1年に1回程度、新サービスの節目に不定期に開催されてきました。


第10回UQ WiMAXお客様の会

 

私も、UQ WiMAXとともにモバイル・インターネット・ライフを歩んできており、正式サービス前のモニターへ参加したときから、WiMAXを利用継続してきています。現在は「WiMAX 2+」を利用中です。UQ WiMAXお客様の会にも第1回から参加させていただいており、最新の技術について勉強させてもらい、利用状況やサービスについて意見を述べたりしてきました。

 

 

UQコミュニケーションズ社長 野坂氏

 

UQコミュニケーションズ株式会社 代表取締役社長 野坂章雄氏より、挨拶とUQアップデートという近況についての発表がありました。まず最初に、今回第10回を迎えたことについて2009年4月に第1回UQ WiMAXお客様の会が行われてから一貫してお客様(利用者)との対話をしてきたことが語られました。この日3月14日は北陸新幹線の開業やブルートレインのラストランの日でもありました。

 

 

アジェンダ

 


UQアップデートでは、次のスライド「本日のトピックス」について、それぞれ説明がありました。数十枚のスライドを裏話を交えながら、テンポよく話されていました。

 

 

トピックス

 

1. 1月15日発表会振り返り

 

2. マスコミ論調
3. 春プロモーション

4. その後のアップデート

5. 本日のテーマ


1月15日 新サービス・新デバイスの発表

 


既にニュースやプロモーションで話題となっている1月15日 新サービス・新デバイスの発表、そして「ギガヤバ革命」(ヤ倍速×ギガ放題)の記者発表を本物のガチャピン・ムックも登場して行った220MbpsのW01、WX01のデバイスについて説明がありました。今、私は新しいWiMAX2+端末としてWX01のモニターをさせてもらっています。今回の会の参加者(30名くらい)も新端末のモニターをしています。


ネットのストレスからカイホー

ギガヤバ革命と銘打っている今回の施策は、ネットのストレスからのカイホーをスローガンとして掲げています。

 

 

利用上限があったり面倒なケータイ系キャリアのルーター、そもそも持ち出せない固定系キャリア、料金が高いスマホテザリング、通信量が少ない格安MVNO・格安SIMサービスからUQ WiMAXが解放するということを目標としています。

 

 

ちなみに当時の様子を振り返っておきます。2009年にWiMAXがモバイルデータ通信を開始した当時は、PHSや3G携帯電話によるデータ通信(速度Kbpsレベル)だったところに、いきなり数十Mbpsの速度でしかも定額制でUQ WiMAXがサービスを始めました。モニターの利用の後、本契約をしてPHSデータ通信カードから乗り換えたのでした。

 

 

私のネットライフも、仕事中の出先での利用や通勤・移動中の利用とネット活用の幅の広がり、地下空間などでの制約から解放されてアクティブになれました。今ではWiMAXルーターが欠かせない持ち物になっています。

 



ギガヤバ革命とは


「ギガヤバ革命」とは、「ヤ倍速」と「ギガ放題」でネットのストレスから解放することを示した言葉です。WiMAX2+の11Mbpsがこの春から220Mbpsと2倍に増速、新料金プランのギガ放題が始まりました。

 

昨年後半から主にスマホ向けにMVNOが「格安SIM」という低価格サービスを開始、LTEの高速通信で使える通信量が少なく2GBといった制限があったり、無制限だとしても200Kbps程度の低速だったりと、速度や容量に不満があります。

 

 

UQはこうしたネットの制約から解放しようというのです。

 

ヤ倍速とは

 

ヤ倍速とはWiMAX 2+を今回110Mbpsから220Mbpsへ、そして次回2016年以降にキャリアアグリゲーションと4x4MIMOの合わせ技で440Mbps、そして将来1Gbpsへ高速化しようという試みです。

 

キャリアアグリゲーションにはWiMAXの20MHz分の帯域を利用するため、既存のWiMAXは10MHzに帯域が減ります。

 

現在ワイマックスユーザーでWiMAXのみに対応したデバイスを利用している場合には、タダ替えキャンペーンでWiMAX2+に移行できます。みんなで移行してWiMAXからWiMAX2+のキャリアアグリゲーションを利用すると高速化の効果もあって電波を有効に活用できてよいことです。

合計システム速度の拡張

 

 

連続した50MHzの周波数帯を使い、4×4 MIMO+CAでWiMAXの11倍、453Mbpsの合計システム速度へ拡張します。
 

 

ギガ放題とは

ギガ放題とは、月額4,380円で月間データ量の上限なしのプランです。UQ Flatツープラスは3696円で上限7GBです。


ギガ放題プラン


ギガ放題には3か月間の体感期間が設けられ、従来と同額の3,696円で試せます。


本当に7GB以上使っているのかあまり気にしていない人もいると思いますが、UQ Flatツープラスの2年間の特例期間が終わってこれから7GB制限が始まりますので検討しておいた方が良いと思います。

下り最大220Mbpsのエリア拡大と対応端末の利用で、今後ますます通信量は増えるでしょう。

 


ギガ放題プラン 他社比較

 

 

WiMAXのノーリミットを継承するWiMAX2+のギガ放題プラン、月間データ量制限なしで定額4380円で使い放題です。他社のような追加パケットの購入は必要ありません。

 

 

私の場合、現在、WiMAX2+以外に音声通話専用に使っているガラケー、格安SIM搭載スマホのモバイル 3回線と光回線を契約しています。7GB以上使うことになったらどうしようかと思案していました。

 

 

これからはギガ放題で解決しそうです。220Mbpsの使い心地を確認しながら、UQ FlatツープラスからUQ Flatツープラス ギガ放題へプラン変更しようと思います。UQ FlatツープラスとUQ Flatツープラス ギガ放題のプラン変更は月単位で何度でも変更可能なので随時見直せます。

 

 

 

ギガ放題スタート 日経新聞全国記事

 

 

 

2月20日にギガ放題スタート、日経新聞全国記事や各メディアの論評について紹介がありました。

 

 

これからのスライドは春プロモーションについてです。

 

ポスターやデジタルサイネージ、電車内広告ですでに目にしている方も多いと思います。

ギガヤバ革命

 

フランス革命のナポレオンをイメージしたガチャピンが、ギガヤバ革命を起こします。

 

 

ヤ倍速!で次の世界へ。

 


スピード感あふれるヤ倍速!で次の世界に飛び出すガチャピン。


ギガ放題はじまる。

ごちそうの食べ放題をイメージしたギガ放題。


ギガヤバ革命 その他広告グラフィック

 

その他のバージョンのギガヤバ革命の広告グラフィックです。

 

超速エリア全国へ、新機種の登場感、満足度No.1、新生活訴求、auスマートバリューmine、タダ替え大作戦の6つです。

 

いくつ見ましたか?

 

 

 

山手線ラッピング広告

 

 

 

山手線と大阪環状線でラッピング広告も展開しています。山手線には4両あるということで品川駅で見ていると1時間で数両出会えるそうです。

 



全国ターミナル駅ジャック広告

 

この春のプロモーションでは全国ターミナル駅ジャック広告も展開しているとのことです。スライドは東京駅、品川駅、大阪駅、博多駅です。デジタルサイネージのほか壁面や天井の幕広告も展開しています。これ以外にも渋谷駅など乗降客数の多い駅で広告の露出があります。

 

 


店頭お笑い芸人イベント

 

 

店頭お笑い芸人&店頭体感イベントとして、3月14日・15日 ビックカメラ有楽町店、ヨドバシカメラ秋葉原店、28日・29日ヤマダ電機LABI1日本総本店、秋葉原駅WX2+体験イベントが行われます。ゲストには、店舗により異なりますがにしおかすみこさん、クールポコさんがきます。

 



WiMAX Watch企画サイト

 

インプレス WiMAX Watch企画サイトでは、UQコミュニケーションズの事業ビジョンや新サービス提供開始に至った背景、開発秘話などを直接配信しています。主にライターの山田祥平氏が記事を書かれています。

 

 

リンク: WiMAX Watch
https://www.watch.impress.co.jp/wimax/

 

 

 

そして、その後のアップデートとして、2月20日に開始された220Mbpsのサービスの電測ツアーについての説明が行われました。

 

 


真岡市での電測ツアー

 

2月20日、WiMAX2+周波数拡張後の超高速通信を体験するために記者の方々を乗せた電測ツアーのバスを走らせて、停車中と走行中の通信速度の測定が行われました。場所は、最初に220Mbpsエリアになった栃木県真岡市、モニターの3人と美人時計モデル室伏さんも参加されて実施されました。

 

 

 

真岡市での電測ツアー バス内

 

 


執行役員 技術部門長 要海敏和氏によるバス車内での説明の模様と、実測値で195Mbpsが出たことを示す室伏さんです。

 

220Mps対応したWiMAX 2+はTCP/IP層で195Mbpsを計測、一方WiMAXは13.3Mbps化したのですが8Mbpsの計測がでました。実際に利用している市街地の環境で理論上の速度近くまで出ているのでかなり良好です。CAによる220Mbpsの展開が楽しみです。

 

 


NTTドコモとの速度競争

 

UQの理論値220Mbpsの2月20日に対抗する形となった、ドコモの225Mbpsの2月25日実施の実証試験、ドコモの環境は丸の内ドコモラウンジ内の特別環境ということで、優位なのはUQで揺るぎないです。


キャリアアグリゲーションとは

 

キャリア・アグリゲーション(CA)は20MHz幅の電波を2つ重ねて計40MHzの帯域幅を利用し下り220Mbpsにします。

 



周波数帯の拡張

周波数帯の拡張は車線を増やして輸送量を増やすことにたとえることができます。



タダ替え大作戦(機種変更)

 

WiMAXからWiMAX2+へタダ替え大作戦という機種変更施策が行われています。端末無料・登録料無料、契約解除料無料です。

 

 

今までの説明にあるようにUQが使用している連続した50MHzの周波数帯、WiMAXは30MHz、WiMAX 2+は20MHz使われていましたが、これからはWiMAXで使っていた30MHz帯のうち20MHz帯をWiMAX 2+に割り当てることによって、CAを実現していきます。一方で、10MHz帯になったWiMAX通信は下り最大13.3Mbpsまで通信速度が下がります。ということで、今WiMAXを利用中のユーザーは、現在実施中の「史上最大のタダ替え大作戦」を利用して、できるだけ早期にWiMAX 2+サービスに移行したほうがよいのです。
 

 

2月18日 2万局の達成(金沢市)


ヤ倍速220Mエリアの拡大が急速に進んでいます。同日に何局か開局する基地局があったということですが、北陸新幹線開業で話題の金沢市、兼六園の近くの基地局が記念すべき2万局の基地局になりました。グラフの中にあるのは、おなじみとなった開局の記念写真です。

 


1月30日 「W01」発売開始

 

1月30日発売開始のUQ Speed Wi-Fi NEXT W01、Huawei(ファーウェイ)製のCA対応ルーターです。
下り最大220MbpsのWiMAX 2+に加え、au 4G LTEにも対応したデバイスです。
出張先や旅行先などいろいろな場所で使いたいエリア重視の方にオススメです。

 

W01を選ぼうとしている方へ、基地局単位に帯域拡張で220Mbps対応が進められていくので、サービスエリアの情報を確認したほうがいいです。念を入れるなら購入前にTryWiMAXで借りてみてください。
UQモニターで借りたけど、エリアじゃないので速くならないという声も出ていました。

 

 


3月5日「WX01」発売開始

 

 

3月5日 UQ Speed Wi-Fi NEXT WX01、NECプラットフォームズ製の世界初! 4×4 MIMO採用の220Mbps対応ルーターです。基地局はすでに4波利用の4×4 MIMOのアンテナが設置されているので今すぐに下り最大220MbpsのWiMAX 2+が使えます。とにかく速い方がイイ速度重視派のあなたにオススメです。WiMAXも利用可能です。都市部では複数の基地局からの電波が利用できるので、都会派にお薦めです。

 



ASCI社によるWX01実測記事

ASCII社によるWX01実測記事の紹介がありました。羽田空港第一ターミナル出発ロビー 146Mbps、京王新線新宿駅 改札前で170Mbpsを計測しています。W01の2x2 MIMO時と比較してWX01の4x4 MIMOでは約1.5倍に速度向上しています。
 

3月13日URoad-Home2+発売開始

 

WiMAX2+対応のホームルーターが3月13日に登場しました。シンセイコーポレーション製です。会場に実機があって触ってきましたが、しっかりしたアンテナが頼もしく感じられ印象的でした。固定回線の代替として使えるホームルーターです。

 

 

 

 

オリコン顧客満足度アワード受賞式

 

UQ WiMAXがオリコン日本顧客満足度アワード モバイルデータ通信部門3年連続No.1受賞しました。
今後も取組を強化していくとのことです。

 

 



UQが目指すべき姿

 

 

UQが目指すべき姿として、データ大容量・クラウド・いつでもどこでもという時代の流れの中でネットライフがより快適になることを目標としています。

 

連続した50MHz周波数、世界で初めて商用化した4×4MIMOやキャリアアグリゲーション技術の導入による「ヤ倍速」とリーズナブルな月額料金で月間上限なく使い放題で利用できる「ギガ放題」でギガヤバ革命を成功させる条件として3つ挙げています。



ギガヤバ革命とクラウドの世界

 

クラウドサービスとマルチモバイルデバイスをつなぐWiMAX 2+が、本格的なクラウド時代にギガヤバ革命によってクラウドの世界をもっと身近で快適にしていきます。


成功に向けた取組

 

 

キガヤバ革命を進めつつ、各種課題の解決をクリアするために、会の参加者全員が1日UQ社員としてTCS委員会で議論してきました。

 


レポートはつづく。

 

UQ WiMAX キャンペーン[PR]
WiMAX WiMAX2+ LTE が使える!モバイルネットの最強へ。

 


BIGLOBE WiMAX 2+ キャンペーン
旧URL
https://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/

So-net モバイル WiMAX 2+
https://www.so-net.ne.jp/guide/wimax5g/
旧URL https://www.so-net.ne.jp/access/mobile/wimax/
旧URL https://www.so-net.ne.jp/access/mobile/wimax2/

 

関連リンク:

 

UQ WiMAX

 

WiMAX 2+ 新サービス・新デバイス発表会
http://www.uqwimax.jp/lp/220m/