ソニー・エリクソン モバイルコミュニケーションズが、NTTドコモ向けに提供するAndroidスマートフォン「Xperia acro HD SO-03D」(2012年3月発売予定)、au(KDDI)向けに提供するのXperia acro HD IS12Sのレビューです。 Xperia acro HD発売前レビューにあたってはブロガー向け説明会「ソニー・エリクソン Xperiaワールド タッチ&トライ」にて撮影と試作機の体験をしてきました。
Xperia acro はカラーバリエーションも4色と豊富で、日本で育まれた機能(おサイフ ケータイ機能、赤外線通信機能、ワンセグ機能、防水機能など)を搭載していて、日本の多くの人にフューチャーフォンからスマートフォンへの乗換え・スマホ初心者向けにも最適な機種になっています。
右手で持って片手でボタン操作ができるように、右側面にボタン類(電源キー、音量キー/ズームキー、カメラキー)はまとめて配置されています。ワンセグアンテナもあります。
左側にはmicroSDスロット、SIMスロット、充電端子を備えています。
側面はフラットで防水カバーがついています。コネクタが露出していないのもデザイン的にとてもいいです。
HDMIポートもついて大画面液晶テレビなどと連携してコンテンツを楽しめるようになっています。HDMIポートは上部に配置されているので、ホルダーにXperiaを立てたまま使えるのでバッチリです。
Xperia acro HD同梱品はACアダプター、microUSBケーブル、マイク付ステレオヘッドセット(試供品)、クレードル(卓上ホルダー) になります。
Webの閲覧はスマホ用ページもフルブラウザでPC用ページも滑らかにスクロールしてサクサク動いて快適に使えました。写真はアメーバブログのこの「NEC特選街情報 NX-Station Blog」のページを表示したところです。
Xperia acro HDはドコモ向けにSO-03Dとして発売されるだけでなく、KDDIのau向けにはIS12SとしてXperia acro HDは発売される予定になっていて、主な違いは搭載されるアプリです。ライフスタイル au Smart Sports Run&Walk、MUSIC LISMO!、au one 助手席ナビ(GPS)、au one ニュースEX、安心 緊急地震速報、Skypeといったauのアプリが追加されています。
持った感じ(ホールド感)はマットな塗装と、バー形状になってXperia初代と比べてもとてもよくなりました。
カメラのレンズ、フラッシュは背面に縦に配置してあり、指がかかりにくい場所なので写真の失敗が減ると思います。
1210万画素デジタルカメラ Exmor R for mobileを搭載、1.5秒の高速起動と連続撮影時0.5秒の撮影間隔というスペックでコンデジと比較しても遜色のない画質です。AF速度は、コンデジの高速AFを使っていると少し遅く感じますが、カメラを持ち歩くほどでもないときに手軽に撮影する、FacebookとかBlog用のスナップを撮るというときにはかなりいい写真が取れると思います。動画もフルHD(1980x1080)のフレームレート30fpsで記録できるので、Xperiaの液晶のモバイルブラビアエンジンの表現力で楽しんでもよし、大画面に映してもよしです。
Xperia acro HD 本体の表示は高解像度HDディスプレイ 1280×720になります。Xperia acro SO-02Cよりも高解像度、高輝度です。
今回タッチアンドトライしたXperia acro HDのAndroidのバージョンは2.3.7でした。これはXperia NXと同じでした。
※発売前の開発・試作中の展示機のため、販売されるときにはバージョンが変わる可能性があります。
Xperia acro HDの発売に期待が膨らみますね。ちなみに同時に発表のXperia NXは2月10日より予約開始になります。
以上、ソニー・エリクソン Xperia acro HD SO-03DとIS12Sのレビューでした。