レノボのSOHO・中・小規模企業向けデスクトップPC「ThinkCentre Edge 71」のレビューをします。Lenovo H330と似たスペックになっていますが、ThinkCentreシリーズとなっていることと搭載OSをWindows7 Professionalにしていることからも位置付け的には、ビジネス向けです。
ThinkCentre Edge 71シリーズにはスリム型の Small と タワー型の Tower の2モデルがあります。
今回レビューするのはスリム型のThinkCentre Edge 71 Small です。
つやのあるフロントパネルは、従来のThinkCentreとは一味違った印象を受けますね。
ThinkCentre Edge 71 Smallの主な仕様は、CPUはIntel Core i3-2100/Core i5-2400sから選択可能、チップセットはIntel H61 Express、メモリは最大8GBのDDR3、ストレージは最大320GBのHDD、OSはWindows 7 Professional SP1。本体サイズは、SmallがW333×D368×H97mm、質量 6kg(最大構成時)です。標準サイズ(Full Height)の拡張ボードの使用可能なTowerがW392×D355×H160mm、質量 6.5kg(最大構成時)です。
ThinkCentre Edge 71 Small / Tower 共通の特長としては、次の5つが挙げられます。
・高速起動 約24秒での起動を実現(EE2.0:Lenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7)
・D-SubとDVIポートを両方使ってデュアルモニター出力サポート
・HDDやメモリーに簡単アクセス、メンテンスも容易
・省電力マネージャー搭載。節電とパフォーマンスのバランスを最適化
・光学ドライブ、6つのUSBポート、メディアカードリーダー(搭載なしモデルもあり)を搭載
横置きと縦置きの対応が可能なデザインになっており、ゴム足が配置されています。ケースはドライバーなしでもオープンできる大き目のネジ2本を外すことでオープンできます。筐体構造とカバーとを留めることができるセキュリティロックが用意されており、別売りのセキュリティロックやセキュリティワイヤーで内部パーツやPC本体の盗難防止を簡単に図れるように設計されれています。
Low ProfileのPCI-Expressカードスロットを搭載するための限界のサイズまでスリム化しています。
メモリスロットやハードディスク、光学ドライブなどのメンテナンスも簡単にできるようになっており、取り外さずに開閉できる機構を備えているところは、小さい筐体にうまく収めているなと感心させられます。
電源は縦置きした場合に上部に搭載するタイプで、電源の熱を内部にこもらせないように考慮されているようです。横置きしても熱の影響を受けやすいハードディスクから遠く対角になるように配置されています。
引き続き、近日中にThinkCentre Edge 71 Small レビューその2のアップを予定しています。
製品のスペックの確認やレノボ・ジャパンのWebショッピングサイトでの購入・見積は下記のリンクから可能です。
■製品情報
ThinkCentre Edge 71 Small / Tower
旧URL https://www.lenovo.com/jp/ja/desktops/thinkcentre/c/thinkcentre
■スペック表
ThinkCentre Edge 71 Small (1578A4J/1578A5J/1578A6J/1578A7J/1578A8J)製品仕様
https://shopap.lenovo.com/ISS_Static/WW/AP/jp/ja/doc/pdf/2011/dt/edge71s_tm_0705.pdf
ThinkCentre Edge 71 Tower (1577B7J / 1577B8J) 製品仕様
https://shopap.lenovo.com/ISS_Static/WW/AP/jp/ja/doc/pdf/2011/dt/edge71t_tm_0705.pdf
■レノボ・ジャパン ニュースリリース
レノボ・ジャパン、「ThinkCentreシリーズ」新製品2機種を発表
https://www.lenovo.com/news/jp/ja/2011/07/0705_m71e.html