ブログネタ: 超~育てるのが難しいお金のなる木の種が100万円で売ってたら買う? 参加中
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案外お金を儲けるというのはそんなに難しいことをしなければならないわけではないようですね。世界で始めての技術を開発するのはお金儲けとは関係が薄そうです。
必要とされているモノやサービスを必要なときに必要なだけ届けることができて、客がその価値を支払った金銭以上に感じてもらえれば売れます。提供するのにかかったものやサービスのコストが受け取った金額より少なければ利益になります。
しかし、楽をして儲けるということはとても難しい。とくに誰にでも簡単にできることほどお金を儲けるのが難しい事はないでしょう。経済的な用語で言うと参入障壁といいますね。商売の始め難さの事です。初期投資資金(設備投資)が必要だとか、技術や許可が必要だとか、地理的条件だとかそういうことです。
今回のお題は、初期投資が必要で、成長にはリスクが高いという特徴があるお金のなる木の種を買うかということです。このリスクが0になる可能性と10倍になる可能性があり、50/50だったら当然買います。完全に確率的に結果が出るのであれば、200万円の投資で1000万円になりますので回収できます。90/10で1割しか成功しないとするときの期待値は、0*0.9 + 1000*0.1=100 万円ですから、育てるだけ無駄というものです。
ちなみに植物の「金のなる木」は花が咲いて実がなってもお金は出てきませんよ。