EPSON Na01 miniをパワーアップしたとき手順を書きます。標準構成のHDDでも、静音性が高く、バッテリの持ちも悪くはないのですが、最近安くなったSSDに交換したらもっといいんじゃないかと思って分解して試してみることにしました。
＜HDD交換＞
ハードディスク交換作業用の工具として、精密ドライバーの＋(プラス)を用意します。△警告 △注意と書かれた裏蓋の右側の2本のネジを外します。ネジはけっこう小さいので、きちんと径のあったドライバーを使わないとネジ山をつぶしてしまう恐れがありますので注意します。EPSON Na01 miniのこの部分のネジ締め具合は普通なので力を入れずにはずせると思います。
＜内蔵HDD＞
裏蓋を取るとすぐに内蔵HDDが出てきます。左の黒いリボンを引っ張ってみたくなると思いますが、ここですぐに引っ張ってはいけません。コネクタをいためてしまいます。
EPSON Na01 miniを分解してみて分かったのですが、裏蓋とHDDケースと本体は2本のネジで一緒に固定されていました。裏蓋の右側はでっぱりが付いていて固定されるようになっていてネジを使用していません。こういったネジの数の削減が安さの秘密の一つなのではないかと思いました。
＜HDD取外し＞
そっと、左側のスペースに内蔵HDDケースをスライドさせます。そうするとパソコン本体のHDDコネクタとHDDのピンが抜けるのでHDDを取外すことができます。
＜HDDスロット＞
HDDを取外した後のHDDスロットのスペースです。HDDのケースの部分にはスペーサー兼衝撃吸収用と思われるクッションが貼り付けられていました。
＜HDD接続コネクタ＞
パソコン本体側は一般的な2.5インチのシリアルATA用のコネクタです。
2.5インチのシリアルATA用のコネクタ型のSSDなら、HDDと交換できそうです。
＜HDDケース＞
HDDのケースはこのように大き目の丸い穴が5×4 20個開いていました。放熱のためですね。
＜シーゲイト 2.5インチシリアルATA HDD＞
EPSON Endeavor Na01 mini の中から出てきたのはシーゲイト ( Seagate )のST9160310ASでした。
仕様：5400回転、9.5mm厚、シリアルATA
米シーゲイト社 製品情報：
Seagate Technology - Momentus 5400.5 SATA 3Gb/s 160-GB Hard Drive
旧ＵＲＬ http://www.seagate.com/ww/v/index.jsp?vgnextoid=af8d58a3fd20a110VgnVCM100000f5ee0a0aRCRD&locale=en-US
＜HDDケースの側面＞
両側面にそれぞれ2本ずつ計4本のネジでHDDケースにST9160310ASを固定しています。このネジを全部外して、いよいよ新しいHDDやSSDへの交換です。
HDDケースに取り付けたら、逆の手順で、ネジを取り付け、HDDケースをパソコン本体に取り付けます。
＜HDDスロットカバー＞
交換作業の締めくくりは、HDDスロットカバーを取り付けて完了です。
EPSON Na01 mini には、リカバリCDが付属しているので、USB接続の外付けのCD-ROM/DVD-ROMドライブから再セットアップをすれば購入時の状態にOSやソフトが戻ります。
参考記事：
ミニノートに最適 ポータブル外付型DVDドライブ (IOデータ)
再セットアップやアプリのインストール用に1台は欲しいですね。
＜精密ドライバー＞
今回作業に使ったのはごく普通の精密ドライバーです。参考までに写真を載せておきます。
免責事項・ご注意
・交換作業は自己責任にて、慎重に実施してください。
・当Blogは交換を推奨しているわけではありません。
・この記事は私の個人的な作業記録です。ロット差によって紹介している交換パーツが動作しないことがあるかもしれません。
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