本日は、昨日予告していた、HP Pavilion 2008年秋冬モデル 最新パソコン ノートPC dv5/CT dv7/CT 2008秋冬モデルについてレビュー レポート書きます。
◆◇ HP Pavilion Notebook PC dv7/CT ◇◆
◆◇ HP Pavilion Notebook PC dv5/CT ◇◆
いきなりこのページから読まれた方へ
こちらにレビューした日本HP社2008秋冬モデルのラインナップをまとめて目次のような構成の記事を書きましたので、順にお読みいただければ幸いです。
・HP Pavilion 2008年秋冬モデル 最新パソコン (8月11日記事)
HP Pavilion Notebook PC dv5/CT秋冬モデル
HP Pavilion Notebook PC dv7/CT秋冬モデル
<ZEN-design "grid"について説明するプレゼンテーター>
プレゼンテーターは、日本HP パーソナルシステムズ事業統括 モバイル&コンシューマビジネス本部の菊地友仁プロダクトマネージャです。
今回発表のHPノートパソコンを手に語ります。HPの光るロゴは、白色発光ダイオードを使ったもので、「Illuminated Logo」と呼んでいました。
この後、今回の製品のポイントでもあるHPプロテクト・スマートテクノロジの動作実演もありました。
ハードディスクに保存されている大切なデータを振動や衝撃から守るための技術で、振動や落下をパソコン内蔵のフレキシブル・モーションセンサが感知するとディスクのヘッドを退避させるそうです。ノートパソコンの画面を開いた状態では主に落下に対して働き、ノートパソコンの画面を閉じた状態では振動に対して働くようにしているそうです。
筐体についても従来機から大幅な変更が行われたとのことです。
今回のZEN-designについては、奇抜さよりも静かな実用的な自然をモチーフにしたデザインを志向しているとのことです。
ZEN-designの実現には、HP Imprintテクノロジ、日本写真印刷株式会社の「NISSHA IMD」による成形同時加飾転写システムを採用しているそうです。
繊細な模様も忠実に再現、曲面にも模様付けでき、傷にも強くはげにくいそうです。
HP Pavilion Notebook PC dv5/CT秋冬モデル
Core2 Duo プロセッサ 搭載モデルの基本スペック
CPU:
インテル Centrino2 プロセッサ・テクノロジ対応
インテル Core2 Duo プロセッサ P8400 (3MB L2キャッシュ、2.26 GHz、1066MHz FSB)
チップセット:
モバイル インテル PM45 Express チップセット
メモリスロット:
2スロット (200ピン SO-DIMM)
PC2-6400 DDR2-SDRAM (最大4GB)
HDD:
120GB / 250GB 内蔵 (Serial ATA、5400rpm) いずれか選択
オプティカルドライブ:
DVDスーパーマルチ ドライブ (Serial ATA) / ブルーレイROMドライブ (DVDスーパーマルチドライブ機能搭載、Serial ATA) いずれか選択
ネットワークコントローラ:
内蔵 (10/100/1000) Gigabit LAN
無線LAN:
インテル Wireless WiFi Link 5100 (IEEE802.11a/b/g/n、WiFi準拠) + Bluetooth、オン/オフボタン付き
インタフェース:
外部ディスプレイポート (アナログRGB ミニD-sub15ピン x 1)、USB2.0ポート x 4(ただし1ポートはeSATAポートと兼用)、IEEE1394ポート(4ピン) x 1、ネットワークポート(RJ45)、マイク入力 x 1、ヘッドフォン・ラインアウト出力 x 2、拡張コネクタ、HDMI 1.3b端子 x 1
その他機能:
指紋認証機能+VGAwebカメラ
サイズ(幅 x 奥行き x 高さ):
360 x 263 x 38 (最薄部)- 45 (最厚部) mm
質量:
約 2.8 kg
バッテリ:
リチウムイオンバッテリ (6セル、10.8V、2.6Ah) 約 330g、
消費電力(標準時 / 最大時):
約 25W / 約 90W
HP 修理サポート:
保証期間1年 (1年間引き取り修理サービス、1年間パーツ保証)
ノートパソコンの使いやすさを大きく左右するキーボード。dv5/CT dv7/CT ではごらんのように奥側から手前側に向かって傾斜が付けられていてキータッチする指がなるべく自然になるように配慮されています。
何気ない側面の写真ですが、いろいろ秘密が隠されています。eSATAのポートが付いているのもそのひとつ。eSATAはUSB2.0よりはるかに高速で、3Gbps(300MB/S)のデータ転送速度をもつ次世代のインターフェースです。外付けHDDなどへの大量データ転送で活躍しますね。
それと、側面にもHP Imprintによる金属的な加工がされています。本体と一体感があります。
キーボード:
キーピッチ : 19 x 19mm、キーストローク : 2.5mm、JIS標準準拠・OADG準拠配列
<薄い液晶画面>
この写真でお分かりのようにdv5/CT dv7/CTの液晶パネルはタッチパネル式ではないため、かなりの薄型化に成功しているようです。
15.4インチワイドTFT WSXGA+ウルトラクリアビュー液晶ディスプレイ ( 1,680 x 1050/1,677万色表示 )
外部ディスプレイを接続して利用する場合には最大 2,048 x 1,536 / 1,677万色 の出力能力があります。
グラフィックチップには、NVIDIA GeForce 9600M GTを搭載。デスクトップ機に負けない高性能です。
黒色ベースのパソコン本体では明るいところでもHPのロゴが光りますね。
ツヤありのパソコンの写真撮影は照明のうつりこみがかなりあるので厳しいです。実際においてある状態を目で見る限りはもっときれいでした。
タッチパッドの触れる部分もボタン部分もメタリックで統一されています。
金属的な風合いを出すために真空圧着法「Vacuumed Metal Finish」を使っているとのことで、デザイン性と高級感がアップしています。
タッチパッドの中央上側にあるロックボタンを押すとロック状態になります。タッチパッド式のノートパソコンを使ったことがある人の多くは体験したことのあるキーボード入力中の不意のカーソル移動を防げる仕組みです。ロック状態は赤色LEDで一目瞭然ですね。
ちなみにもう一度ボタンを押すとロック解除になります。ロック解除の状態は青色LEDで表示。
ポインティングデバイス:
タッチパッド (上下スクロール機能付き タッチパット オン/オフボタン付き)
DVDを見たりするのには便利です。
今回の写真にはありませんが、HPはACアダプタの差込部分にも接続状態を示すLEDがついていたり、インジケータには視認性が高い白色LEDを採用したりと、細かい部分についても、パソコンの状態分かりやすさにこだわっています。
そのほか写真では表現できなかったポイントとして、機動性のアップとして、急速充電機能があります。HPファースト・チャージ・テクノロジ対応で要領の約90%まで急速充電します。
dv7/CTには パソコンの裏側にも秘密が・・・ 底面にはHPトリプル・パス・リフレックス・サブウーファを搭載していて、DVDや音楽鑑賞のときに、重低音を楽しめるようになっているそうです。
◆◇ HP Pavilion Notebook PC dv7/CT ◇◆
◆◇ HP Pavilion Notebook PC dv5/CT ◇◆
次回は、「HP Pavilion Notebook PC tx2505/CT秋冬モデル 」のレビュー レポートの予定です。