先日、セイコーの腕時計のバンド調整の依頼があって、まったくの専門外ですが無事に調整完了しました。
近所に取扱いの時計店って意外に無いんですね。知らないうちに移転したり、なくなってしまったり・・・
そんなこんなで、バンドの調整って購入店でしてもらう以外に調整して貰うのは難しいようなのです。当然、調整料としてお金も必要になりますし。
肝心の調整作業のほうですが、時計専用の工具は持っていないので、クリップと精密ドライバの手製工具で、ピンとCリングをはずしました。何とかはずしたのは良いものの・・・バンドの長さを変えた後に、ピンとCリングをはめ直すのが一苦労 (;´Д`)ノ
何でこんな構造になっているのか。意味はあるのでしょうが、この構造はメンテナンスは大変です。
でも、ネットの情報を参考に調整をすることができました。インターネットでは、時計の調整といった専門の情報も手に入る便利な時代になったのです。こういった情報が無かったら、初めての調整を自分だけの手でするのは難しかったので大助かりです。
コツをつかむまでは、専用工具も無かったこともあって、1ブロック(1ピン)はずすのに10分ぐらい格闘したのですが、慣れてくると数分、いや1分くらいで何とかなりました o(^▽^)o
ピンとCリングをバンドにセットして、金槌で打ち込むという手順が分かってしまえばバンドを組戻すのも簡単にできるようになりました。
<外したところの写真>
このセイコーの時計 "Grand Seiko"はCリング方式のバンドが採用されています。
以前に割りピン方式の調整は何度かしたことがありますが、Cリング方式は割りピン方式と比べると調整の難易度は格段に上がっていると思いました。
ピンの様子などは下記の参考サイトに詳しく載っています。
ベルトのブロックは計3ブロックはずしました。
(参考サイト) Cooの腕時計 腕時計ベルト・バンド調整と交換修理/Cリングの調整方法
Cリングの詳しい写真入の解説ページです。このページのおかげで無事に腕時計のベルトの調整することができました。
自分で調整できると調整作業は達成感もあるし、とっても楽しくなりました。次回調整のときに困らないようにBlogに記録しておくことにしました。