何度かブログにも書いていましたが、義父の介護が始まって以降海外旅行に行っていませんでした。
しかし、ちょっと前に、旦那Dの元同僚でゲイ友のAさんに「クロアチア🇭🇷・スロヴェニア🇸🇮10日間の旅」に誘われて、参加しようかどうか迷っていました。その話をDが義兄にしたら、義兄は夫婦でクリスマスの間に介護お休みするということで、Dと私はこれから感謝祭の期間介護お休みにしようと提案してくれました。アメリカ人のこういう合理的なところ好きです。Dもたまには義父の介護から完全に解放される時間が必要でしたし、私も日本でもアメリカでもないどこかに行きたいと思っていました。このグループ旅行を企画してくれたのは最近シングルに戻って、自分のビジネスを売却して、しばしの「人生の休暇」を楽しむAさん。ちなみに、Aさんと元彼の別れの経緯は以下。
このブログ、ワシントンDC郊外にあるヴァージニア州のダレス国際空港(IAD)内ユナイテッド航空・ポラリスラウンジから書いてます。旦那Dと私はあまり社交的なタイプではないので、グループ旅行に参加するのは初です。しかもゲイだけの旅なんて今までの私たちのライフスタイルではありませんでした。しかし、Dは介護で、私は初のマネジメントポストへの就任と、それぞれ肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまっています。自分たちで旅行を企画して、ホテル予約して、現地の交通機関調べて、、という労力が残っていない中、でもどこか行きたいよね、と思っていたところに誘ってくれたのがAさんでした。晩秋のバルカン半島、クロアチア・スロヴェニアへの旅、なんとも魅惑的な響きです。
写真はイメージ。ゲイ顧客専門のグループツアー。
全員で8人というグループだそうですが、集合はクロアチア首都ザグレブ空港。参加者のうちNY近辺在住は、我々二人とAさんのみで、他の5人の内訳は、ベルギー在住のゲイカップル、テキサス在住のゲイカップル、そしてAさんの旧友がフロリダから参加。皆それぞれザグレブに向かい、私と旦那Dも実家とNYの中間地点であるダレス国際空港で落ち合うという異例な旅。旅行中はツアーオペレーターがリモートで旅のお世話をしてくれるそうです。いわばバーチャル添乗員がつくような感覚で、専用アプリで下のように常に最新情報されます。
朝靄の中、旦那Dは小型機で到着
旦那は無事朝イチの飛行機で実家の州からやって来ました。昼に着く便もありますが、政府機関閉鎖による国内線の便数削減の影響で欠航になってしまうとフランクフルト便に間に合わなくなるので、朝の便に変更してもらいました。私はレンタカーで来て空港近くに前泊しました。フランクフルトへの飛行機に搭乗するのは今日の夕方の便。こんな早くチェックインさせてくれるのか不安はあったものの、ここダレス国際空港はユナイテッド航空のハブなので、空港の営業時間は終日カウンターが開いてます。スタッフ不足で時間がかかると警告されていた保安検査もそれほど混雑もなく無事終了。全て手続き完了して、やってきたのはユナイテッド航空のポラリス・ラウンジ。ポラリス・ラウンジは普通のユナイテッド・ラウンジとは別で、ユナイテッド航空の主要ハブ空港にのみ設置されているビジネスクラス専用ラウンジです。サービスにあまり定評のないアメリカ系の航空会社の中でも、評判の悪さでは1、2位を争うユナイテッド航空ですが、優れていると思うのは、こうしてビジネスクラス客専用のラウンジがあることです。
朝7時半。ほぼ貸切状態
日本から帰ってくる時には羽田や成田のANAやJALのラウンジを使いますが、ビジネスクラス利用で使えるのは一般ラウンジのみで、常に混雑している状態です。北米便が出る時間帯は、アジアからの乗り継ぎ便も到着して特に混雑が激しく、まともに席がない状態のこともあります。JALもANAも定番のラウンジカレーは大好きですし、日本酒コーナーテイスティングや時には握り寿司コーナーもあり頑張っているとは思いますが、安ホテルの朝食バイキングみたいな客層が多い感じでガツガツした雰囲気が苦手。さらにはでかい声で電話で喋るアメリカ人、行儀が悪いアジア人家族一族郎党、と動物園状態。昨今のエリートステイタス乱発でこういう状態になっているんだろうけど、ビジネスクラスのチケット払ってるだから、もう少し落ち着いた雰囲気のラウンジ用意してよと言うのが本音です。JALもANAもファーストクラス専用ラウンジもありますが、私がいつも使うアメリカ系航空会社が運航するコードシェア便には国際線ファーストクラスの設定がありません。
さて、蘊蓄が過ぎてしまいましたが、ここのポラリスラウンジ、北米の航空各社のラウンジの中ではとても良い方だと思います。その昔、ユナイテッド航空がまだ国際線ファーストクラス提供していた頃、ここダレス空港にはグローバルファーストラウンジがありました。その名の通り世界最高峰の航空ラウンジという触れ込みでしたが、実態は場末のホテルのロビーみたいでしょぼかったイメージがあります。
まず、ここダレスのポラリスラウンジは、空いてるのがいいです。ユナイテッドやスターアライアンスパートナーの国際線発着を見ると、午前〜午後の早い時間に大型機で運航するのは、羽田便2便(ユナイテッド便とANA便)くらいしかないようです。しかも、ANAの共同運航便は別のターミナルから出て、トルコ航空のラウンジ使用。よって朝7時台に来るのは、どこか他の空港でポラリスクラス設定便に乗り継ぐ客か、私のように超早くついてしまった客くらいです。よってまばら。シカゴやニューアークのポラリスラウンジは午前中から人が多かった印象です。この日は、最初の2時間、客が私とD、そしてあと2−3人しかいませんでした。それなのに朝食バッフェはフルサービス、私とD以外、ほとんど誰も手をつけないままランチメニューに交換。勿体無い〜、と言う貧乏根性が働いてしまいましたが、、、。ラウンジ内にはダイニングやバーも併設されています。私はダイニングでアボガドトーストとオムレツを朝食にしました。バーも朝からフル営業で、Dと同じ便でついたと思われる日本人のビジネスマンが朝シャン(朝からシャンパン)してました。なお、食べ物も飲み物も無料ですが、チップは払います。1ドル、5ドル札などを用意しておくと便利でしょう。
ダイニングコーナーで朝ごはん
サーモンベーグルが美味しそうだったので朝食2回目
ユナイテッドの羽田便の搭乗客がチェックインし始めた頃からもう少し客が増えましたが、それでもせいぜい全体で30〜40人程度。ビジネスクラスの定員以上には客は入ってこない計算です。スターアライアンスのゴールドメンバーでエコノミークラス利用だと、ここのラウンジでなく普通のクラブラウンジに案内されます。なお、ユナイテッド国際線でも、カナダ便やメキシコ便など近場の航路のビジネスクラス利用ではこのポラリスラウンジには入れないので、そういう客が結構ゴネてる姿をたまに見かけますが、強行突破しようとするとセキュリティーに通報されます。
ランチを過ぎた頃から、欧州便に搭乗するお客さんたちが着き始めました。それでも、だいぶん余裕があり、誰も空席を求めてウロウロするような必要はないようでした。東海岸の欧州航路はだいたい夕方5時くらいから夜10時くらいの間に飛び立ちます。それで7−8時間のフライトで、欧州の朝から午前中に到着するスケジュールになってます。需要の大きいニューヨークからは朝出て欧州に夜着く便がありますが、ここダレスからの欧州行き昼行便の設定はないようです。
就航便数は多いが意外に国際線が少ないワシントン・ダレス空港
発着案内を見ると、欧州各都市に向けて1日合計20便くらい出ています。エミレーツ、エティハド、カタール、サウディアの中東系の航空会社もそれぞれのハブにフライトを持っていて、大型ラウンジを開設してます。スターアライアンスのパートナーのルフトハンザは別ターミナルに自前のラウンジ持ってるのでルフトハンザとその子会社であるオーストリア航空、スイスエアなどの客は来ません。その他スターアライアンスではトルコ航空も自前のラウンジ持っていて、前述の通りANAはトルコ航空のラウンジ使ってます。よってポラリス・ラウンジの客のほとんどはユナイテッド航空の客と思われます。昼に出るはずのユナイテッドの羽田便は3時間遅れとかで、まだ日本人のお客さんがちらほら見えます。それでも混雑というほどでもない感じで、一昔前の優雅な空港ラウンジの光景です。
11時くらいにバフェのメニューがランチにかわりました。我々はダイニングでランチコースにしましたが、サラダバーも良さげでした。りんご、ビート、カボチャなど秋の味覚をふんだんに使用したメニューで、家で真似したい感じのメニューでした。
秋の味覚サラダバー
きのこクリームスープがおすすめ
旦那は、ランチに普段滅多に飲まないワイン飲んだら睡魔に襲われたようで仮眠取ってます。この日朝3時起きで実家に一番近い空港6時発の便で来たので寝不足もあるのでしょう。仮眠室には5−6台の簡易ベッドが置いてあります。完全個室ではありませんが、一晩過ごすわけではないので十分かと思います。シャワーブースも10くらいありました。私は、残してきた仕事があるのでデスク付きの個室で2時間くらい仕事しました。ここに住みたい気分です。
ポラリスデザインのシャワールームエリア
仮眠室はこんな感じ。旦那を起こしに行く。
と、こんな感じで朝に着いて、もう8時間近くこのラウンジにいますが、そろそろ我々の便の搭乗時間なので、旦那を起こして、ゲートに向かう準備をするとします。明日から10日間、クロアチアとスロヴェニア。両国とも私は人生初めての訪問で、今からワクワクしています。機会があれば、現地レポートしてみたいと思います。





















