暑い日が続くニューヨーク。この季節になると、毎週末マンハッタン内の通りをブロックしてストリートフェアが開催されます。食べ物から雑貨、土産物までさまざまな店が出店し、ぶらぶらするだけでも楽しいです。開放感に溢れているので、暇な週末などは旦那と二人で午後からチェルシーかSOHOあたりで映画観て、夕方はどこかしらでやっているストリートフェア、ディナーして、まだ明るいうちに帰宅というルーティンで楽しんでます。

 

長く住んでると、ストリートフェアに出てる店のパターンは同じで新鮮味もないので、ほとんど買い物はしませんが、人間観察が面白いです。その中でも、なんと言っても目の保養は、各交差点で交通整理をするNYPD(ニューヨーク・ポリス・デパートメント)の警官たち。まるでわざわざ計算して配置しているかのように、ハリウッド俳優並みルックスの若い男の警官が立ってます。NYDPをドラマの中でしか観たことのない、お上りさんのアメリカ人や、外国からのツーリストが一緒に写真撮ってもらったりと、人気者です。もう、彼らも慣れきってる感じ。今月初めの週末に、このブログによく登場するゲイ友Zhaoとブランチして、そのあと5番街の北方面セントラルパーク横のストリートフェアを歩いていたときに、いい男ばかり10人くらいの警官たちが屯してる場所で、ゲイアプリ開いて、その警官の中にゲイがいるかどうかチェックしてマッチング画策してました。さすが強者ゲイZhao。

 

レキシントン街のストリートフェアが始まると夏と実感

 

制服のイケメンのショーケース状態

 

基本的に平和な任務なので、会場の警官たちも愛嬌がいい

 

 

さて、ストリートフェアの話に戻りますが、数あるフェアの中でも、ここ数年勢いがあるのが日本食関係の『JAPAN Fes(ジャパンフェス)』です。今年はニューヨーク内各所で場所を替えて30回もが開催されるとのこと。日本の有名店のポップアップもあり、これまで1,000以上の出店者があり、50万人以上の来場者を魅了してきたそうです。私は今年はまだ行ってませんが、一昨年、去年と、コロナ明けの反動らしく私が行ったジャパンフェスは人でがすごく、ちょっとしたカオス状態になってました。ラーメン屋さんなどはどこも行列でした。日本食振興のためにJETROがスポンサーしているのか、情報発信がややお堅い感じ。ただ金がかかってるイメージはありますね。

 

JETROのサイトから借り物の写真

 

 

 
『JAPAN Fes(ジャパンフェス)』以外にも、日本関係やアジアンフードのストリートフェアがあり、ニューヨークの邦人向けフリーペーパーなどで情報を取りつつ、NYではなかなか味わえない日本のB級グルメをテーマにしたイベントなど定めをつけたイベントには足を運んでいます。数年前にブルックリンで食べた鉄板焼きそばが、日本の屋台を思い起こさせる味で、すごくおいしかった記憶があります。香ばしいソースの焦げる匂いの誘惑に勝てず2食分完食した上、2パックお持ち帰りしてしまいました。
 
ということで、ニューヨークの夏の風物詩、ストリートフェアの楽しみ方についてのブログでした。
 

 

最後に、おまけの写真数枚。ニューヨーク、ジャパンフェスなどで検索して出てきたネットからの借り物。ニューヨークコミコンなどの写真も混じってますが、日本関係のストリートフェアやイベントにはコスプレ軍団が大挙しています。アメリカでは「コスプレ=日本」というイメージが定着している傾向があるので、日本とは全く関係ないコスチュームのコスプレ軍団が出現するという面白い光景が見られます。夏になると、コスプレの露出も高くなり、マッチョマンたちは筋肉を見せつけるコスプレに走る傾向があるので、目の保養にもなります。