先週のある日、朝起きたら、日本のゲイ友Tと訳知り女子Hそして私の3人で展開してるLINEグループがやけに盛り上がってました。そのLINEグループ、以前私が日本に一時帰国した時に飲み会の連絡用に作って、今はテレビやネットで見つけた男を品定めする息抜きのフォーラムと化しています。男の好みは微妙に違う3人ですが、デカい男が好きという好みは一致しています。ガタイのいい男の中でも特に白人が好きなTが、今やってる朝ドラ見て釘付けになったのが米兵の登場。私、そもそもNHKが嫌いで、朝ドラなんて現在の番組名すら知らなかったのですが、今は戦後のストーリーをやっているとかで、そこに米兵が登場しているそうなんです。

 

いい男を見つけてくるのがTとHの役目ならネットリサーチは私の役目で、早速いろいろ検索してみました。

 

現在の朝ドラ「ブギウギ」米兵役・ジャック・ケネディ

 

まずは、今回ゲイ友Tが釘付けになったという現在放映中の朝ドラの米兵役ジャック・ケネディ。戦後の混乱期の日本の闇市にあらわれた米兵と聞くと粗野なイメージがありますが、さすがNHK制作だけあり、とても品行方正な青年として描かれているようです。最近の傾向としてアメリカにいる若い男たちはかなりの確率でヒゲを生やしているので、こんなつるんつるんにヒゲを剃ったアメリカ人を見るのはかえって新鮮です。

 

 

 

さすが世論を味方につけることこそ最大のミッション、万人受けが至上命題のNHKだけあっていい男を見つけてきました、ということは評価したいなと思います。大男が好きなゲイにはたまらないルックスです。女性一般の好みはあまりわからないけれど、デカい男が好きなH曰く「好きな人は好きなタイプ」だそうです。アメリカではこういう旦那が欲しいという「国民の夫」なルックスだと思います。家族で乗るような車とか、ヨーグルトなどの乳製品のTVコマーシャルなんかに若いお父さん役として出てきそうなタイプです。Hの意見が女性を代表するかは謎ですが、こういう包容力がありそうな男は、種の保存という女性の本能が惹かれるのだそうです。

 

なお、男を見る目は確かなTとHらしく、二人を後追いするようにして数日後からネットでも朝ドラ・米兵・ジャック・ケネディ、というキーワードはバズっていました。この米兵さんを演じたジャック・ケネディの本業は俳優でなく柳ヶ瀬プロレスという、地方を中心に活躍する団体所属のプロレスラーだそうです。

 

 

 

 

彼は1995年アメリカ南部・アラバマ州の出身。来日当初は英語教師として活躍していて、日本のプロレスに魅せられて柳ヶ瀬プロレスの門を叩き、雑用から初めて徐々に頭角を表したという筋金入りのたたき上げレスラーだそうです。英語教師として小学生を前に教壇に立っている写真もありました。ロン毛だとセクシーな感じはしませんが、自分が小学生の時にこんな先生がいたらドサクサに紛れて纏わりついていたでしょう。プロレスを始めた頃は、ごく普通のアメリカ人の男のように、なんとなくだらしない感じの体型をしていましたが、生まれもった元々の骨格に恵まれているためすぐにセクシーな筋肉を身につけています。

 

 

中部地方の公立校で英語助士として活躍する姿

 

デビューの頃はぽっちゃり。普通の米人男の裸はこんな感じ(うちの旦那も)

 

だんだん逞しくなっていくのがわかります

 

コロナ後の写真だと思いますが、プロレスラーとして完成した肉体

 

 

最近はスターの貫禄も。短髪の方が断然可愛い

 

こんなに可愛いと当然ゲイだったらいいな〜と妄想してしまいます。世の中の女性も大勢、彼が結婚してるのかなとか恋人はいるのかなと思って検索しているようで、その証拠にネットで「ジャック・ケネディ」と検索すると、勝手に「ジャック・ケネディ 結婚」とか「ジャック・ケネディ 恋人」という選択肢が出てきます。彼のプロフィールには婚姻ステイタスは記載してませんが、彼のことを紹介した彼の地元の県の新聞では、日本人と結婚して労働ビザの制約がなくなり、英語教師と活躍しながらプロレスが出来るようになった、と書いてあったので、奥さんがいるんでしょう。こんなガタイのいい男と結婚した奥さんが羨ましいです。Hにこの情報を提供したら、一気に彼に対する興味を失ったようですが、、、。

 

2021年〜2022年朝ドラ「カムカムエブリバディ」米兵役・村雨辰剛

 

さて、ジャック・ケネディのことをネット検索してたら、NHKで活躍する大柄な白人男は彼が初めてではなく、村雨辰剛という先人がいるようです。そういえば、コロナの前、NHKで筋肉体操という番組が流行っていて、私が若い頃人気だった俳優の武田真治が久々に復活してた話を聞いたことがありました。武田信治が引き連れていた筋肉イケメンのうちの一人だったのですね。本業は庭師だそうですが、造園業者の丁稚奉公から初めて、日本語もマスターし、さらには日本国籍も取得しています。彼のYouTube覗いてみましたが、日本語ほぼ完璧、造園業もなんちゃってでなく本格派。日本における白人崇高で下駄はかせがあるのかと思いましたが、そんなことを思うのが失礼だと思いました。私の弱小ブログで紹介するまでもなく既に有名人のようですが、以下ネットで見つけてきたプロフィールとスナップショットです。

 

 

 

庭師でモデル、俳優。相乗効果で造園業にクライアントが殺到しそう

 

上記のジャック・ケネディ出演の最新作朝ドラと画面構図とそっくり

 

こうしてみるとNHKってほんと予定調和ですね

 

なお、村雨辰剛氏は朝ドラにとどまらず、最近放映されていた「大奥」にも出演していたそうです。本業は依然として庭師で、おそらく、俳優として活躍することでの本業への相乗効果は計り知れないと思います。広大なお屋敷に住む有閑マダムからの依頼が殺到してそうです。アメリカでも、セクシーな職人さん(庭師、大工、インテリアデザイナーなど)がおうちにお邪魔して望み通りに改装してくれます!みたいな番組が百花繚乱です。そういう人たちは、予約が10年先までいっぱいとか、ウハウハのようです。タレント業の方も、前例踏襲が大好きな日本のテレビのこと、外タレの場合一度出演すると、スキャンダルを起こさない限り同じようなタレントさんを使い続ける傾向があるので、村雨氏もきっとしばらく安泰でしょう。なお、彼も既婚なので、世の女性の熱い視線はファンタシー止まりになってしまいそうです。彼みたいなキレイなタイプはあまりゲイ界隈では必ずしも大人気のタイプではありません。ジャック・ケネディみたいに雄臭い男の方がおかまの妄想をくすぐります。もちろん、村雨氏本人が目の前にあわられたらハグしたくなるのは確実でしょうけど。

 

ということで、今日は久々にゲイブログらしく、いい男の品定め的な投稿にしてみました。