以前のブログで紹介した元上司の息子さんA君。あれから1年半が経過し、着々と留学準備を進めていたようで無事アメリカの大学院に合格したと嬉しい知らせが来ました。

電話で話した時の感じと彼のフェイスブックだけで、私のゲイダー感知度100%、彼はゲイだと思っていましたが、日本のゴールデンウィークに進学する学校を下見するために東海岸を訪問するので、ぜひお会いしたいとお誘いを受けました。アメリカはゴールデンウィーク関係なく普通に仕事なので、自ずと彼と会えるのは週末になるのですが、たまたまその日は、ゲイ友数人を招待してホームパーティをする予定になっています。私だけ昼間にA君に会いにマンハッタンに出向いてもいいのですが、そうすると旦那にパーティーの準備を全部任せることになってしまうので、いっそ、A君もうちに招待してしまおう、ということになりました。

 

自ずとカミングアウトすることになるのですが、ここは思い切って「たまたまその日、“旦那”と、友人何人か招待して自宅でディナーすることになっています。もし良かったら一緒にどうですか?」と自然体にメール出してみました。彼にカミングアウトするということは、お父さんである元上司にもきっと伝わるかもしれないと思い、やや躊躇しましたが、もう別にいいや〜と思いました。彼は彼でお父さんにカミングアウトしてるかもしれないし、してなければ、私のことをいうこともないだろうし。当時その上司の下で働いていた時、飲み会で「NW君は彼女いないの?」とか「結婚しないの?総務部のXY さんあたり、お似合いだと思う〜。彼女は性格良いし、安産型の体型だよ」とか、今でいえばまるでセクハラのようなお節介もしてくれたのが懐かしいです。

 

さて、カミングアウトメールですが、いつも返信が早いA君にしては珍しく返事が2−3日来なかったので、もしかしたらいきなり「旦那が」とか言われて、ショックだったのかな〜とやや不安に思っていたところで、今朝「お誘いいただきありがとうございます。旦那さんとお会いするのを楽しみにしています。もしよろしければ、友人のCも連れて行っていいですか?」と返信が来ました。さりげないカミングアウトに、さりげない返信でした。ここで、「実は私もゲイなんです!」という反応もあり得たかもしれませんが、、、彼の賢さを感じる対応だなと思いました。

 

友人Cというのは名前から推測するにアメリカ人でA君のフェイスブックに登場してる白熊君のことだと思います。恋人なのか、はたまたただの友達なのか、興味津々ですが、早速5月が楽しみになりました。

 

 

彼が進学予定のボストンの大学院