木の葉が色を変えて、風の中を旅する季節が近づいていますね。最近は、めっきり朝夕も涼しくなり秋のIndicationを感じます。もう30年以上も前も流行った南野陽子のこの歌、なぜかニューヨークに移ってから、秋になるたびに思い出すんですよね〜。

 

(ギターで弾いてみたらメジャーとマイナーが交錯して意外に難解。上手い印象はなかったけれど、音感がいいので歌手で活躍できたのかな。)

 

さて、秋になると、アメリカの街は色とりどりのかぼちゃのデコレーションで賑わいます。カフェやレストランでは、かぼちゃやりんごを使った前菜やデザートがメニューに彩りを添えます。アメリカに来た頃は学生だったので、あまり季節の味覚みたいなものに触れる機会がなく、アメリカにはそういう機微はないものだと決めつけていて、日本のスィーツ礼賛をしていたものです。しかし単に、大学院という特殊な世界で住む世界が狭かっただけで、こちらで就職して、アメリカ人の食文化と日常的に接するようになると、アメリカも日本と負けじと劣らず、季節の味覚大国と思うようになっています。日本のように繊細な感じではありませんが、この季節になると素材をどか〜んと活かしたアップルパイとか、そのまま主食として腹を満たしてくれるパンプキンケーキなどが妙に恋しくなるようになってきます。アメリカでもここ数年、急に甘さ控え目スィーツが登場してきて選択肢も増えつつあります。

 

(近所のWegmansの秋の味覚コーナー)

 

パンプキンシリーズでは、Dも私も大好きなのは素朴な甘さのパンプキンパイです。シンプルにかぼちゃだけのパイから、クリームチーズが練り込んであるような濃厚なものまで、シーズン中に2−3回は買います。パイ系は値段と味が比例するので、せっかくの季節物ですしケチらないで美味しいものを買うようにしています。あと、パンプキン・チーズケーキもこの季節、頻繁に見られるようになりました。その他私のお気に入りは、スタバのパンプキン・スコーンです。全体を覆うアイシングが綺麗で見た目で購入しましたが、どハマりしてます。最近は人気なのか、品切れで売っていないスタバのほうが多く、見かけたら思わず買ってしまいます。カロリーが1個500Calもあるのが難点ですが、、。

 

(アメリカのスタバのパンプキン・スコーン。まだ試したことのない方は是非。)

 

 

りんごファミリーでは、最近よく買ってくるのが、アップルサイダードーナツです。りんごの産地でないところでは、あまり聞き慣れないかもしれませんが、アップルサイダーが入ったドーナツです。りんごの酸味とふんわりとした食感が特徴で、激甘が苦手な多くの日本人が好む味といえます。アップルサイダーとは言っても、炭酸が入った加工飲料ではなく、生搾りのりんごジュースのことです。そんな季節の新鮮素材が入ったドーナツですので、美味しくない訳が無いですよね(←押し付け口調、、だけど何故かDは好きではない、、、。)こちらも、スーパーマーケット、カフェやドーナツ屋、各地のファーマーズマーケットなど、だいたいどこへ行っても売っています。値段も手ごろで、パンプキンパイほど場所により味にムラがない印象です。

 

(Limited Time Only = 季節限定品に弱いのはアメリカ人も同じ)

 

(ハロウィンの装飾用のパンプキン。ハイウェイ沿いでテントを張った臨時販売所で売ってることもある)

 

(Dの手作りアップル・ピーチパイ。試行錯誤を繰り返し、最近の完成度はとても高くなっています)

 

昨年からは、コロナで家にいる時間が増えたので、我が家ではりんごや梨、桃など四季折々の産品を使ったスィーツを手作りしています。私は割と料理の時に創作心を抑えられない気質で、調味料を足したり省略したりして、結果的にオーブンの中で焼け焦げたり、変な味になったりと、失敗してしまうことが多く、今年からは家庭でのスィーツ作りはDの専売特許となっています。Dはレシピに忠実に作るので失敗が少なく安心です。最近は私が調理していると、いちいち監視してきてうるさいので、お互いの精神衛生上のWIN-WIN関係を築くためにも、私はスィーツ作りに関しては厨房から完全撤退しました。(笑)

 

今回はタイトル名・カバー写真と記事の内容が微妙に乖離してしまいましたが、最後は「秋からも、そばにいて」ということで、引き続きよろしくお願いいたします!

 

(南野陽子繋がりで、こちらも荘厳な感じの名曲です。ニューイングランドあたりの湖沿いの静かな高原リゾートの紅葉が目に浮かびます)