一絨毛膜性の妊娠では、20週台とかで出産せざるを得ないことがザラにあります。双子やからもともと小さいし、20週台やったら当然1000g以下で産まれます。ほんだら当然死亡する可能性や、助かっても障害が残る可能性が極めて高いです。二人ともがです。でも日本では1000gまで行くと、障害が残る可能性は極めて高いがなんとか命だけは助かる可能性があるというボーダーラインとなります。妊娠6週目に一絨毛膜一羊膜やから半分以上の確率で二人とも助からない、助かっても障害が残る可能性が高いと医師から説明を受けてから、なんとか1000gまではいってほしい、ほんだらなんとか命だけは助かるかも知れんと願ってました。1000gまで毎秒毎秒地獄の思いで、でなんとかたどり着いたときは、こんどはなんとか肺が出来上がる34週までは、二人が栄養の取り合いをせんといてほしいと地獄の思いで願ってました。肺が出来上がれば、もうほぼ外に出しても安心です。ほんまは免疫の関係でもっと中にいた方がいいが、そんなもんは今までの20週台で生まれるかもしれない地獄の状態が続いた、地獄の状態からしたらチンカスみたいな話なので、34週までたどり着いたときは少しだけ安心できました。免疫なんてもんは生まれてから普通についていきます。肺が出来てからしばらくして、地獄の210日間が無事に終わったが、それは結果論であって、そこに行きつくまでのプロセスは地獄としか言いようがなかった。双胎間輸血症候群になるかならないかは、ほんまに運命としか言いようがなく、単なる確率の話です。いったん栄養を取り合いを始めて、双胎間輸血症候群になると、レーザー治療か、帝王切開をしなければ100%胎児は死亡する。一絨毛膜性の妊娠でのみ双胎間輸血症候群という病気が発症するが、その確率は30%程度。暴走機関車たちは運良く双胎間輸血症候群にならなくて、また子宮頚間長もほそぼそとながら何とか持ちこたえてくれたので無事生まれましたが、それは結果論であり、無事に生まれるまでのあの地獄の210日間を私は死んでも二度と耐えることは人として不可能です。