一絨毛膜一羊膜 | 思ったことを思ったまま自由に書く日記

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目の前が真っ暗になるといいますが、皆さんは本当に目の前が真っ暗になったことがありますか?大変な事になった時人間って本当に目の前が真っ暗になると言う事を私は体験をしたことがあります。それは2年ほど前の妻が妊娠6週目の時でした。その2週間前に妊娠がわかり、二人で大喜びして妊娠がわかってからずっと6週目の検診の日の朝まで妻はご機嫌だったのですが、6週目の検診の日の夜会社から帰ってくると、無言で落ち込んでいました。大変なことになってるとわかり、何があったのかを聞き出しました。そのとき産まれて初めて一絨毛膜一羊膜という妊娠形態を聞きました。双子は約250人に一人ぐらいの確立ですが、一絨毛膜一羊膜はさらにその中から0.6%しかいません。しかも一絨毛膜一羊膜は産まれる確立より、死産になる確率が高く、産まれても障害が残る可能性が極めて高く、奇形になることもあるということでした。この説明を聞いて本当に目の前が真っ暗になりました。この日から、地獄の210日間が始まりました。一度はこの地獄の210日間を死に物狂いで耐えましたが、この地獄を死んでも二度は耐えることは出来ません。


ちなみにべトちゃんドクちゃんとか、二人の頭と頭がくっついていたり、体が一つで頭だけ二つあったりとか言う一卵性双生児の奇形の方がたまにテレビで紹介されるが、全て例外なく一絨毛膜一羊膜でのみ発生する可能性のある奇形です。一絨毛膜一羊膜以外の妊娠形態でそのような奇形が産まれる事は医学的に100%ないです。一卵性双生児でかつ、胎盤が一つで、二人の間が膜で仕切られていないという、極めてまれな妊娠形態である一絨毛膜一羊膜の時だけ、そのような奇形が発生する事がまれにあるのです。一絨毛膜一羊膜の説明を医者から受けて、私は不眠になり、寝れても毎晩悪夢にうなされました。医者にあんた余命半年ですと言われても、一絨毛膜一羊膜と比べたらはっきり言って全く大したことではないが、自分の子供二人が半分以上の確率で死亡するか、産まれても二人とも障害を負ってしまうかもしれない、もしくは奇形があったりもするかもしれないというあの地獄の210日間を、二度耐えることは死んでも出来ません。