結局、1週間経たずに(ブログの続きを書く前に!)2回目を見てきた。

すっかり沼です。

 

1回目見た後、ツイッターやらYouTubeやら見まくってた。

で、結果、「あのシーン、そういう意味だったの??」「え?そんな表情してた??気が付かなかった~!!!」「二人にはそんな過去が??」「背景?城?戦闘シーン、早すぎだし!」

のオンパレードで。

我慢できずに行ってきた。

だけでなく、テレビアニメも録画してる。

 

もうネタバレなんのそのだよ!

忍たま、子供のアニメだと思ってたらなんてこった。

いろいろ見まくって把握したことは、、

アニメ放送始まって30年位経つらしく、今回の客層はきっとそんな大人たちにも向けた作品なんだと思う。

は組の良い子たちと同年代(もしくはそれ以下の年齢)で見始めた子たちが今やすっかり大人になってて(土井先生が25歳らしいので土井先生より年上だったり山田先生46歳?に近くなったり)この映画でも大人目線で一緒に は組のみんなを応援したり、キリ丸(涙)ってなったり。

自分は忍たまはアニメをちょっと見たことある程度だったけど(今回初めて6年生とかタソガレドキ忍者とか知ったし。)

初見でも全然楽しめた。(2回見てるし)

 

もうもう、この作品の劇場版を今、作ってくれてありがとうございました。

そして声優の皆様方の芝居の確かさ!!

セリフで説明しなくても声色で気持ちが伝わってくる。

言葉で裏腹なこと言ってても不安感が漂ってたり、6年生の喧嘩シーンの後の、手掛かりを見つけた後の弾むやり取りで、6年生たちも何処かで最悪を感じてたのがわかるとか。キリ丸が一人で抱えててやっと顔みれて「生きてた」っていうとことか。

雑渡さんが雑渡くんのところとかも面白かった。昆奈門先生を遣り込める?ことが生徒たちの勉強にもなるし、

そういえばしっかり懲らしめられてたね~ってなるとことか。必要以上に追い詰めたりしないで は組のみんなも受け入れてたり。優しいというか、これでおあいこだね!みたいな世界。は組のみんなの活躍もすごくよかった。一人一人の出番は少なかったけど、どういう子なのか、どういう関係なのかとかが少ない出番でもしっかりわかるというかもっとどういう子たちなのかが知りたくなった。(ナメクジの子とか特殊?な子もだけど、賢こそうな子だなとか、自分の実家?の経験からアイデア出すとか、ほんとクラスのみんなのひとりひとり個性が生き生きしてた)

ゲストの卒業生ふたりもよかった。活躍しすぎず、いい塩梅だったかと。

 

ところで。

劇場で見てるとちょうどほかの映画の予告編なんかがあってさ。

無惨さま(土井先生)のあとに、コナン君(乱太郎)とかでちょっと楽しんで。

なのでそういう楽しみ方もできるので(?)ぜひとも今のうちに劇場へgoですね。

 

土井先生がのんびりぼけぼけっとしているのに、天鬼になった途端に他人口調で。

竹藪での6年生たちとの戦闘シーンで流血するシーンはちびっ子たち、見て大丈夫?と心配になるくらいリアルで。

で、このあたりのことを監督さんのインタービューかなんかで答えられてて。

うろ覚えだけど、「誰もが目にしちゃうテレビだともう少しソフトにするけれど劇場版なので。」というのと、「子供であっても現実で汚いものや怖いものをちゃんと見せたい」、みたいなこと言われてて。本当にそうだなって。

子供だから見せない、聞かせない、ではなくてそういう事実や現実があることを伝えるのも大切だよな、って。

忍たま乱太郎。侮ってた。ある意味、とっても教育テレビだよなって。

あと、キリ丸の過去の筵にくるまって縁の下にいる様子。雪の中で雪が消えずに残るほど冷えた皮膚とか。

土井先生の記憶の底の赤い彼岸花とズタボロの案山子のイメージとか。

ドクタケ領内の栄えているところと飢えた親子とか。

途中で解説される、勢力図と忍術学園の立場とか。

感想になってないし、支離滅裂だし、全然まとまってないし、結局どんな話だったかも追ってないしw

後からあとから、思いが噴出してしまう、そんな映画だったってことで。

いやー本当に見に行ってよかった。

 

最後に。一個だけ。

ドクタケは漫画と音楽で記憶を無くした土井先生を洗脳するんだけどさ。

忍術学園は忍者を量産?することで領土争いをしている国々に争いを続けさせている、忍術学園の存在が悪で、ドクタケは正義のために、長い戦乱の世界を終わらせるためには忍術学園を滅ぼさねばならないのだ、みたいな内容で。

 

実際にタソガレドキ、チャミダレアミタケ?、スッポンダケ、ドクタケ、の勢力があり。

ドクタケは領土を広げようと隙あれば隣国に攻め入ってたりするので言ってること逆だったりするんだけど。

 

忍術学園の果たしている役割は忍たま世界では、学園長先生は正しいとなっているけど。

ドクタケの言い訳ではないけど、子供に忍術を施しているのは事実なわけで。。

一つ間違えば、学園長様の善意は簡単に悪意になる可能性もあるんだよなあ、とか思ったり。

 

でも実際、戦乱の世の中で一番弱いものが一番苦しくて悲しい思いをしているのも事実で、それを助けている側面は確実にあって。

忍術学園の生徒たちはたっぷりご飯が食べれて、高い石垣と小松田さんwに守られてるとか、

今回のセリフであったように、4年生以下には心配させないようにとあくまでも大人たちは大人として子供を守るし、それは学園の外のドクタケ忍者のひとであっても子供を斬るのは、、と躊躇したり。

大人の世界の矛盾は矛盾でありつつも、子供達には伸び伸び可能性を伸ばしたいっていう愛というか大人たちの決意があるな、って思った。

あれ?これってビリーエリオットでも感じたやつ?

どうやら自分はそういうのに弱いらしいww