こんにちは!
看護師の出口です
前回の投稿では、医療用弾性ストッキングの
種類について説明しました。
今回は「弾性ストッキング」を
履いてみましょう!
弾性ストッキングとお肌を傷めないための
履き方とコツをお伝えします
今回は「つま先なし」の弾性ストッキングで
練習をしていきますね。
つま先がない弾性ストッキングには
履きやすくするために補助具が同包されています。
その補助具を「フットスリップ」と言います。
では、履いてみましょう!
① 履く方の足先に「フットスリップ」を
かぶせます。
② 弾性ストッキングの上端から内側に手を入れ、
内側から「かかと」をつまみ、ひっくり返します。
③ ②でひっくり返した状態で、かかとを下に向けて
かかとの方を広げます。
着用のコツ
弾性ストッキングを束ねないことです
束にすると、圧が何重にもかかり、
着脱が出来なくなります
④ かかとの近くまで履きます。
⑤ 上端の方を持ち、弾性ストッキングを
表に返して引っ張り上げ、かかとを合わせます。
⑥ 上端を膝下まで引き上げます。
着用のコツ
少しずつ調整しながらあげることです!
膝上まで一気にあげてしまうと、
ストッキングが痛みます。
また、お肌に負担もかかるため、
かゆみなどが起きやすくなってしまいます
⑦最後に「フットスリップ」を
引っ張り抜きます。
これで着用できました
「つま先なし」の弾性ストッキングは、
先端の部分が足の指の付け根にくるように
調整します。
「つま先あり」の弾性ストッキングは、
補助具の「フットスリップ」が使えませんが、
着用方法は同じです。
「難しいな・・・」と思われたと思います。
でも、みなさんもコツを掴めば、着用できます
弾性ストッキングの説明は、着用できるまで
一緒に練習をしますのでご安心ください!
看護師 出口