音が入ってこない
どんな音を聴いてみても、自分の中のものが動かない。そんな状態に陥っている瞬間を感じとる。
なんとも器用なものだ
音は確かに聞こえてはいるのに、中身を動かすことだけをしないでいるなんて・・・。
これは、過去の何かに起因している。
そこから、はじまって、なんとも理不尽な器用さをマスターしてしまっている。
動くことが怖いのは、その先にあった恐怖感を伴う体験があったから、つまり、心の傷なのだ。
傷ができる時点で、ちいさな積み重ねが積もっている。
それは上書きに、上書きを繰り返し、必死に歩いた道なので、なくしてしまうのは、もったいない。
この状態の自分のままで、かつて聴いて中身が動いた音を探るとしよう・・・
そこから、また、自分の中の音を広げていく。
いままでの自分だから、できる広がり
いまだから、聴こえる音
ちいさな積み重ねは、希望でもあるはずなのだ。
それを大切にできる そんな存在でありたいものだ。
♪愛・おぼえていますか/飯島真理→https://youtu.be/1XQn_wEgNA4