『 モモちゃんの「・・がんばって!」はどうして響くのか・・』
ぼくのココロはどこへ向かうのだろう・・・
ここにある、希望の道筋が見えるだろうか
精神的活動の基本は「繋がる」にある。
「繋がる」は積み重なり、今の自分がある訳だけれど・・
具体的には、他者のココロの動きを思う時、自分の中のココロも動く。その動きを感じることで、自分はある。
ここで言う「繋がる」とは、自分の動きを感じた瞬間ってことになるだろうか・・
この偽らざるリアルな「繋がる」の積み重ねは、すこしずつ、それでいて確かに積み上げられ、今ここに自分はある。
より強いものは、つよく心象に残り、補正やズレや取捨選択を繰り返す。元来不確かな、自前の感覚器官たちは、このズレや補正の身勝手さを許してしまうんだけど、これが、どうして複雑に自分をしてしまえる要因である。
ここに書いた要因達は今の自分がどこを向いて、どうしているのかを教えてくれるに違いない。
羽海野チカ 原作のテレビアニメ「三月のライオン」 12話
プロ棋士の桐山零は大事な対局を前に、帰ろうとする・・
幼いモモちゃんは、零が泊まっていくのをたのしみにしているところだったが、それを推して「がんばって!」という。
原作者の画風には、激しい孤独が描かれる。だから、その温かさは、際立つ。
涙腺が緩む瞬間がここに・・。
「繋がる」の連なりが、いろいろなものを感じさせている。
ぼくのココロは、どこへ向かうのだろう・・。
今感じていることから、派生する未来は、いろんな場所に繋がる可能性を含んでいる。
広がっている。 誰にも希望は満ち溢れているはずなんだ。
ココロが安らげる心象風景を手に入れたら、次は、今の自分が、どこを向いて、どうしているのか・・立っているのか、座っているのか、走っているのか・・見てみるといい。
今なら、それがわかると思うから・・・。
今日は、なんとなくこの曲・・