おろかしさ@ひとりごと   | ぬうさんは、のんきがお好き

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  肌で感じてみて、はじめて分かる・・

 研究者は、頭脳を継承し続けている。

 歴史は、記録され続けている。

 人は、生き続けている。


  災害に遭ってしまわないと、わからない。

 この変わらない本質みたいなものが頭をよぎってならないのは、土砂災害の映像を見てのことだ。


 考えてみると、昔の人は・・どうだろう?

ほんものの自然が、豊かな環境に囲まれた、その人達は、もっと目の前の自然を肌で感じ取っていたと思うのだ。

 遠くまで、足で歩き、火で明かりをとる。水は井戸から手で、くみ上げて・・。
 真っ暗な闇は、その怖さを鮮明に感じさせる。

 そうです、感じる感覚が変わってしまったんです。

 人は、ともすると自分じゃなければ痛みすらないことにしてしまえる。

 研究者は、頭脳を継承している。分かりえたはずの危険、来るであろう被害を見ようとする目を持てたはず・・・。

 行政は、過去の歴史をひも解き、怖さを感じられたはず・・。

 人の幸福が、感覚によってもたらされるものだとすると、今と昔には、どんな差があるのだろうか・・。

 はたして、今の私たちは、その感覚において世界を深め、いろんなものを感じられているのだろうか・・。

 

 このままでは、私たちの未来は、私たちの手で壊していくことになっていく。
そう、ほんの目の前に、その危険がやってくることを知る瞬間には、私たちの未来はなくなっているのかもしれない。

 今、行われている。人の歩みは、ほんとに幸せを感じて夢見ることができるのか考える必要があるようだ。

 もっと未来につながる感性を持ってみな・・そう思う。