飛べないカエルは@ぬう話(一部改編) | ぬうさんは、のんきがお好き

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  人は、いつも「井の中の蛙」・・そんな状況からは、抜け出せないのかもしれない。

 いつもいつも、自分という井戸の中の、まん丸い空しか見えない。

 たがら、想像する・・そして思い込む。


  同じ井戸の中の長老カエルが言うには、「まん丸い空から見える、あの世界には、すごく、こわいものがたくさんいるらしい・・。」

 長老カエルは、見てもいない世界のことを、こう言った。「先代の長老の話には、それはそれは恐ろしい化け物がたくさんいるらしい・・」と

 自分が、もう見ることのできない世界を見られてしまうのが、悔しくて・・。


 でも、こどもカエルは、それを信じて、外の世界に出て行こうとはしないのだ。

 やがて、もう外に向かって、飛ばなくなった、こどもカエルは、飛び方を忘れてしまって、外の世界を想像することも、やめてしまいました。


 こんな風にして、いろんな思いは、その魂を重ねながら、飛べないカエルができあがってしまう。人では、どうだろう・・?

 
 自分の見ている世界が、どんなに小さい世界でも、外を知らない内には、その狭さも、その広さも知ることはできない。覗ける世界からいくら世界を想像してみても、知らないものは、想像できないものだから・・。

 出て行くことは、不安だけれど、出ていかなければ、その世界は分からない。

 考えている ばかりでは、分からない が 簡単に出て行ってしまえば、どんなことが起きるかわからない。

 
 ぬう自身は、というと・・前者かな

 石橋をたたきすぎて、壊してしまって、結局渡ることができなくなる的な感じなことをやってきたような気がする。

 最初は、すこしずつ、ゆっくり触れていけばいいんじゃなかな・・ そして、外の世界に足を向けて一歩踏み出してみればいいんじゃないかと思う。