中間報告みたいなものを書いてみるとしますか・・。
「自然水から、植物プランクトンを沸かす」をやってみて、あらためて感じていたのは、自然って、やっぱ、すげーーーってことだな。
◎飼育環境の改良◎
光量の追加 プランクトンを沸かすのをきっかけに、あらためて光量を追加。
二段の棚
上段 小型水槽 2本 にパルックボール 8w と12w 2灯 灯してみる。
下段 20cmキューブ 2本 8w×3灯 式 2灯は、光量がすこし
少なめで、球自体の光が弱めで、1灯は、新しいものに交換。
沸かしてみた
採取した自然水を、お茶パックで濾して、湯煎したものに、0.5%の濃度で、ハイポネックス(液体肥料)を添加。(自然水1Lに5mlのハイポを添加した)←1%以下に調節する。プラスチックケース(小)オートヒーターで、26℃に保温。
数日で、白っぽく少し粘性を持ったようになってくる。その後、若干茶色っぽく色が濃くなってくると、十分湧いているってことらしい。(仕立て直後は、呼気などを吹き入れて二酸化炭素をいれてやる)
この培養水を、水質の違う 2種類の飼育水で、10倍に薄めて、再度、培養してみる。(チョコグラ用ブラックウォーターとダルメシアンモーリー用弱汽水)←再度、ハイポ添加。湧いてきたところで、各水槽に、投入。
結果は
一番、変化が、激しく見られたのは、なんとなく投入してみた。グッピー用の60cm水槽で、結構な茶苔が付いていた。でかいアマゾンソードが、みるみるグリーンな葉色を取り戻している。
この水槽は、50匹近くいるグッピーで過密状態で、デフューザーで、エアレーションをしている。光量は、18w×1灯のみ。
他の水槽でも、チョコグラは、エサ食いがあがり、行動も活発に、状態は上がっている。(ブラックウォーターは、変化は、少しゆっくりなようだ。)
考察
光量は、18w以上(20w×8時間~)が必要な様子。
8w×1灯では、生育しなかった観葉植物のプミラが、ゆっくり茂ってきているところからも、それで十分だと言えそう。
エアレーションの量も、普通な匹数だと、水面が波立たない程度の緩いもので調整するといいかもしれないと思った。
水質を改良してみていたことで、状態が下がっていた子達が、みるみる状態を上げているのに驚かされたよぉ。
水槽内の自然を育てて維持するってことが、おさかな飼育には、欠かせない目標なようだよぉ。
はやく、もう一歩先のキレたやさしい水の状態を見てみたくなった。
そんな環境で、おさかな君たちの美しい姿を見ているブリーダーって、どんだけ居んのかなぁ 後は、動物プランクトン投入だな・・。
雑誌とかで、見るワイルド君達の自然な美しさには、圧倒されるからね