自分の思いを言葉にするトレーニング210日
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「料理する力」は「生きる力」

清水秀樹 (料理店 素透撫【ストーブ】料理長)

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フェイスブックでシェアされていたコメントで、印象的な言葉だったので、紹介します。

そして、この言葉を見た後、心理学の講座へ行ったのですが、そこでつながる内容が!

「文明が発達することで、人間は生物的に衰える」ということを知りました。

確かに、世の中便利になればなるほど、人がやらなくていいことが増え、体を使うことがなくなります。

例えば、昔は洗濯は手洗いだったけれど、今は全自動の洗濯機があるので、洗濯機に洗濯物と洗剤を入れスイッチONで、洗濯ができてしまいます。

そうなると、私を含めた現代っ子の大半は、もし洗濯機が故障したり、停電で動かなくなってしまったら、手で洗う方法…洗濯板をうまく使って洗う方法を知りません。

野菜を作ることもそう。
農家の人や自家菜園をしていない限り、どう育てていいかわかりません。

そして、今日の言葉、「料理」。

最近はレトルトやファストフードはもちろん、○○の素など味付けをしなくてもいいお手軽な調味料などもあるので、料理の手間が省けました。

でも、○○の素に頼らなくても作れるの?と言ったら、怪しいのではないでしょうか。

それって怖いことだなと思いました。

さらには、もし停電になったら、炊飯器以外の方法でご飯を炊かなくてはなりませんが、炊き方がわからない。

昔はかまどで炊いていたので、火加減などはみんな体得をしていたはずです。

人は便利になった世の中で、何でもできるような錯覚を起こしていますが、便利なものを手放したとき生きていくのは難しいのではないかと思います。

もちろん、便利なものは活用した方がいいけれど、ポイントポイントでどんなことがあっても生きていけるような力を日頃からつけておく、料理を○○の素に頼らずに作ってみるとか、も大切かなと思います。

せっかく祖先たちがたくさんの知識を残してくれているのに、機械や便利なものに頼ってしまうあまりに、それらの知識を消し去ってはいけないと思います。

さらには、人間が退化することにもなりかねません。

ちょっとだけ意識をして、特に料理に関しては正直ほとんどやってない分、基本的なものは便利なものに頼らずに作れるようになっていきたいと思います。