休むことを保証する。 | 凸凹親子の甘い生活

凸凹親子の甘い生活

中学1年の息子(ASD,ADD,LD)のこと、
保育士の母(自称ADHD)が日々感じたことあれこれ。

今日は始業式。

 

現在4:15am

 

目が覚めてしまって眠れないので

ブログを書きます。

 

数年前に書いたことあるか覚えがないけど

我が家にはお休みチケットという制度があります。

大人の会社に有給休暇があるように

学校だって、病気じゃなくても休んでいいよね。

 

息子は、学校に行っていると

”ガミガミがたまってくる”(本人の言葉)し

やっぱり親の目から見てもしんどそう。

しょっちゅう

「明日、休みたい。」

と、言っていた。

私は、学校休みたいというのも、健全だ

くらいに思っていたんだけど

主治医に

 

「休みたいという気持ちをもっと丁寧にみてあげようか。」

 

と、言われて、”お休みチケット”で

休みたい気持ちを保証することにした。

主治医に言わせると、不登校の予防になるとのことだった。

不登校になってからじゃ遅いそうです。

あくまでも不登校になる前の予防策。

 

小5のときに始めたから

3年目になります。

日数も渡す区切りも、その子によって違うから

何日でもいいとのことだった。

 

「お休みチケット渡すと

休まないで学校行く子多いよ。

大事なのは休んでいいというお守り。」

 

と、聞いていたが

うちの息子は、チケットを渡した日数分

きっちり休むだろうと予測できたので

 

1学期ごとに月1日の量で作成した。

1学期だったら4、5、6、7月で4日分。

といった調子。

 

するとね、

「休みたい。」

って、言わなくなったの。

 

休みたい日は

前日に

「明日これ使う。」

って渡してくる。

 

月末とか自分なりに考えて

「今月は終わりまで頑張って

⚪︎月になったらチケット使う。」

とか、計算して使ってる。

 

初めるとき、休みの日数が足りなかったら

調整しようと思っていたら

息子には月1日計算でちょうど良かったみたい。

 

チケットの導入で何が良かったって

子どもが「休みたい。」

と、言ったときに

背中を押すべきか、休ませるべきか

悩まなくて良くなった。

「はい。」ってチケット出されたら

「はい。」って、答えるだけ。

 

昨日は夏休み最終日

「学校行きたくないー。」

と、ブツブツ言っている。

2学期分のチケット作らなきゃ!

と思い、息子に

 

「2学期のチケットって何日?」

と、わざと聞いてみる。

 

「5日。」

と、即答。

 

母「えっ計算おかしくない?」

 

 

息子「2学期は長いから5日(ニヤリ)。」

 

母「9、10、11、12月だから・・・。」

なんて指折数えてみせてると

 

息子「本当は何日休んでもいいんだよ。

   俺がチケットに合わせて休むようにしてるだけで。」

 

2学期は長いから、お休み4日じゃ少ないかしら?

と思ったことも

本当に大変だったら

無理に学校に行かせる必要はないと

私が考えていることは

ちゃんと、息子に見抜かれている。

こりゃ、やられた。

 

ちなみにチケット分必ず休むし

残しても得がないといってくるので

残ったチケットは1日分1000円の図書券に

変えられる制度にした。

 

「今学期、休まなかったら"?000円”分の図書券がもらえる!

 わーい。がんばろ。」

 

とか、いつも言ってるけど、残したことはありません。

 

 

ちなみに、明日は初日から

チケット使うと

あとが大変だから

学校に行くだろうと思われる。

 

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