障がいのある子のテクノロジーの活用方法 | 凸凹親子の甘い生活

凸凹親子の甘い生活

中学1年の息子(ASD,ADD,LD)のこと、
保育士の母(自称ADHD)が日々感じたことあれこれ。

東京大学先端科学技術センターで開催された


障がいのある子に対するICT機器の活用


の勉強会に参加してきました。



Ipadを授業などで活用する事に対しては

いろいろな考えがあると思います。



うちの息子は全然、書けない、読めない訳ではない事もあり、

使用できれば、楽になる部分があっても、

小4の、今の時期に

書く事、読む事を支援ツールに頼る事で

よけいに伸びなくなるのでは?

という心配がありつつ、
(頑張っても平均に届かない事は、重々承知)

やはり、この先の必要性は感じている。

というところです。


それと、結局のところ

LDにタブレットがいい。と話題に上っても、

学校に使用をお願いするには

どんな活用ができるか

説明(要求)できない事には

学校の先生方にも難しいだろうと思って

話を聞きに行ったのよ。


だって、lpadがいいと聞いて

手に入れてはみたけど

機械に疎いから

授業中の使用法がイメージできなかったの。



さすが、東大。

すごいわかりやすいレクチャーで

こちらの心配ごとも

質問しなくても

先に説明してもらえちゃう感じでした。


やっぱり、安易に使うだけでは

意味がないというような話も出てきたし


普段の生活でも発達障がいの子どもに対して

おかあさんが先回りしすぎちゃうのもよくないです。

本人が困らなければならない。

みたいなお話もあり。

きゃー。あたってるー。




ICTを子どもが自分で必要性を感じてつかいこなすこと

例えば、子どもに買い物を頼むとき

メモを渡すのはNG

子どもが何かに自分のわかりやすい方法で入力、出力する事が大切。

音声で録音でも、ワープロ入力でも、写真でもいい。

日々の生活で、自分に便利な方法を知る。

そして、活用する。



学校へは、家で使いこなせるようになってから

家での学習の取り組みの成果を見せて

使用許可につなげていくのが良いとの事でした。

かなり具体的な使用方法を示すことが必要なようです。



自分もそうでしたが、

学校の先生方もタブレットがいいと言われても、

じゃあ、どのように?

だと思います。

そこから考えてとなると、

熱心で、ICTに詳しくないと厳しいかと思います。



とにかく、勉強になりました。が、

今までの合理的配慮実績に

出て来た生徒の方は

支援ツールを用いて国立大学入試

とか、本当に

読み書きの部分の支援が得られれば

出来る。やる気のある子ばかりでした。
(だから、前例のない支援を勝ち取っていくのでしょうが)


うちの息子は読み障がい軽め

書字障がい、そこそこ?

書字がワープロで楽になっても


ワーキングメモリの苦手さと

集中力のなさの困難

学習意欲のなさが残るので

その部分のがたいへんだなー。と

もやもやが残ってしまった。


でも、もしかしたら

読み書きの負担が減れば

脳にゆとりができて

そこも改善される可能性もある訳で…


勉強すると、イライラすると言ってるのも

軽減されるかな?



時間に限りがあるから

あれもこれもできないし


使うには、使用方法を覚えないといけない訳で…

それに支援機器を、使うのと、使わないの

どちらが楽かは本人が使ってみないとわからないしね。


少しずつ慎重に

取り入れたいと思います。


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