支援級で1学期過ごした結果。 | 凸凹親子の甘い生活

凸凹親子の甘い生活

中学1年の息子(ASD,ADD,LD)のこと、
保育士の母(自称ADHD)が日々感じたことあれこれ。

昨年度まで通常学級で過ごしていた息子

1,2年まではクラスが少人数(18人)だった事もあり

書字と集中力に困難がありつつも

1番前の席で言葉掛けに気をつけていただくなどで

大きな問題は無かった。


3年生になって

人数が38人になった事

配慮をお願いしても


「特別扱いできない」


と、発達障がいを理解できない教師に当たった事で

息子とも相談の上で

今年度より情緒の特別支援学級を希望した。
(通級指導教室は予算の関係で作ってもらえず)


全く、支援が受けられない状態で

このまま続けるのは無理があると感じたからです。



そして、1学期を終えて(あと2日)


結局のところ

特別支援の事をしっかり勉強されている

あるいは、目の前の子どもを理解して

子どもに合わせた支援のできる先生に当たらないと

いいのかどうかわからない。


でした。


今の情緒の担任は

熱心だけど理解のない方で

理解していただけるように

働きかけてきましたが

難航しています。


しかし、変な先生という訳でもなく

良かった事ももちろんあります。

話は聞こうとしてくれます。

ただ、伝わらない。



熱心だけど、理解がないんです。



実は、これが一番問題かも。



特性に合わせた指導

というものが理解できないということは

特別支援にいても

通常学級と同じような授業の進め方しか出来ないので


情緒のクラスで違う学年の子と授業をうける結果、

教科書の進め方が、遅れていっちゃうんです。


昨年度、通常学級でついていけなかったけど

家で学習フォローする事で

遅れないでついていけていた事を思うと



情緒に入った事で

家庭でのフォローがいらないから

私も息子も楽だけど

???


家でのフォローしていた分

情緒で少人数指導してもらえれば

授業時間内で遅れるのが不思議。

だって、マンツーマンで教科書追っていけば

理解できるんです。

彼の困難は一斉授業で集中出来ないことと

記憶する事なので




結局、他の学年の子と順番に

教科書進めていたら

こうなる訳だ。


おまけに、情緒でも


「もっと、手のかかる子がいる。」


と、言われてしまい、

ぼんやりと座っていられる息子は

後回しにされていた。


他の子に手がかかったとしても

息子に対して魅力的な教材を用意したり

何分まで、それに取り組んで、

できたら楽しい事(レゴなど)


とかで、いけるはず。


具体的な指導方法には

口を出してはいけないと思っているので

言えません。



漢字などでも

出来ていない事のスクリーニングは無しで

ひたすら2年生の漢字プリントを書くだけ

覚えるための工夫も無いから


結局、成果はでていない。

テストでも、これ2年生の時に覚た漢字だから出来てます。


で、覚えられていない漢字はそのまま

覚えられていない状態。

覚えられなくても

どうしたら、丁寧にかけるかの工夫が欲しい。
(家での工夫でも成果はイマイチなので、丁寧に書けるようにする事は難しいと思うけど、成果が無くても先生がそこに対して取り組む姿勢が欲しいです。)

ここの指導が出来ての

授業が遅れるだったら

何も言う事はありません。



先生に対して、1学期の間は息子の事を

知ってもらうのに必要な時間だと

じーっと待っていましたが


困難さがやっと見えてきたけど

そこに対しての指導方法を考えるという

選択肢がある事を知らないようです。


多くの支援級の先生がそうであるように、

特別支援を勉強された先生では無いです。




うーん。

特別支援は何も特別支援学級に入れたから

受けられる訳でもないですね。


7/14の支援会議の内容までたどり着けなかったので

また、次回。

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