10歳のなんとか | 凸凹親子の甘い生活

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中学1年の息子(ASD,ADD,LD)のこと、
保育士の母(自称ADHD)が日々感じたことあれこれ。

息子が、ふいに


「前は、そんなことなかったのに、

いろいろなこと考えてちゃって

やめられない。」


「考えたくないのに、浮かんできちゃう。」


などと言う。




「どんな事なの?」


「言えない。どうすればいいの?」


「嫌なこと?」


「そう。」


「どんな事なのか、教えてくれないと

母さんも、何もしてあげられないから

どんな事が浮かぶのか教えて。」


「いい。言いたくない。」


そして、一人で複雑な表情をしている。



うーん。これが「10歳のなんとか」かなぁ。

いろいろな感情が出てきて

かつ、自分で処理しようとしている。


聞き出そうとしたけど

教えてくれない。



しばらく、そっとしておいて寝る時間になった。


お布団に入ってしばらくすると


眠れないから電気をつけてというので

電気をつけずに

一行ずつ物語を考えるごっこを提案

はじめに私が


「昔昔、あるところにさる大臣と言う猿がいました。」


と言ったら


クスッと笑って反応。


交互にお話を展開するうちに

気分が変わったようで

眠れました。



母としては、

伝えてくれない事がさみしいけど

きっと成長の証し。


ゆっくりと見守ります。



追記:「10歳の壁」ということばが、しっくりこないのであえて使用しません。ただ、9歳10歳くらいで感情など成長の1つの段階のようなものがあるとは感じています。



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