急激に気温が上昇し始めている今日この頃、本日の納車の際は眩むほどの暑さの中でしたが何とかご説明させて頂く事が出来ました。
実際にこの暑さでEVOシステムを動かすと、その効果を如実に体感して頂けるので、そういう意味では「良い時期」でもあります。でもこの暑さは本当に体に堪えます。皆様も熱中症には十二分にお気を付けください。
そうそう。熱帯夜から解放された自分はやっと睡眠不足も解消されました(笑)
本日の納車説明の際、ご説明の中で「コレって知らないユーザーさんも結構いるのかなぁ?」と感じた事がありましたのでおさらいの意味を込めての本日のネタ。
昨今、家庭用エアコン搭載車両が弊社でもスタンダードになりつつあり、10年前のキャンピングカーとは快適さが全くの異次元になりました。本当にありがたい事と感じます。
そのエアコンを作動させるのは現状、「バッテリー」の電力を変換しています。当然バッテリーは消耗しますので、その消耗したバッテリーを短時間で充電する事が可能なのが、ナッツRVの特許取得技術の「エボリューションシステム」となります。
エボリューションシステムはその能力から、大変多くの皆様にご支持頂いておりますが、当然万能ではありません。今日も日中の納車説明の際、家庭用エアコンフル稼働させてアイドリングさせましたが、充電量より使用量が上回った時もあります。
外気温と湿度によっては当然、そういう状況もあります。
万能ではありません。
しかし、エボリューション・エボライト以外の車両はアイドリングでも使用量が上回る事がほとんどです。だからこそ、エボライト・エボリューションが選ばれるのだ、と思います。その上、新型パネルになってからの断熱効果は飛躍的に向上しており、冷気の持ちは格段に良くなっています。
さていつものように能書きが長くなったところで、本題に。
前述の様に、充電システムと新型パネルになってからも変わらない部分がベースの「カムロード」。(マイナーチェンジ等で仕様はかわっていますよ)
変わっていないのはあくまでも「車」の部分です。よくお話しますが、運転席助手席部分は「ガラス」と「鉄」と「樹脂」の複合体です。断熱材等はほぼ皆無です。(乗用車も同じですね。)
展示車はいつもこの状態で展示してありますが、それは展示の状態であって実使用する際は
この状況での使用を推奨しております。
豊川店でエボリューションの説明を受けられた方の中にはこの状況を試された方もいらっしゃると思います。
かなり驚く程、違います。
駐車した状況でこのような暑い日が続く環境では是非、一度お試しいただきたいです。
ただの布切れ一枚ですが、その効果はご自身で体感するのが一番です。
また、弊社がキャブコンに採用している「アクリル窓」、ただのガラス窓とは比較にならない位、断熱効果が高いものとなります。
しかし。
この状況で直射日光が窓から差し込む状況では、手をかざすと熱を感じます。それほどまでに太陽光の強さはあります。
ですので、駐車時にエアコンを稼働し、1時間程度車から離れる、というお使い方を考えられている方は窓についている「シェード」を閉めて頂く事を強く推奨しています。
この1枚だけで驚く程、熱交換が減少します。これも実際に体感しなければその状況は解らないと思います。
なので、イベントではなく実際に外展示をしているお店に来てください、と何度もお伝えしております。
ただ、上記の「シェード」はあくまでも「駐車中・停車中」に使用するようにお伝えしております。走行中の使用についてはおススメはしておりません。
走行中は、装備されている「カーテン」をご利用ください。
走行中に丸見えになるのが嫌・遮熱の為に、とシェードを上げて走られている方がいらっしゃいますが、走行の振動にさらされることでシェードを上下をさせる為の「糸」が緩みます。
調整は効きますが、何度も何度もしていると部品の摩耗で調整が出来なくなり、インナーシェード(網戸とシェード本体全部)を交換する必要があります。
当然有償交換となりますので、おススメしていないのです。
ただ残念なことにすべてのお客様が同じ納車説明を聞いている訳ではなく、説明する人間のスキルやノウハウ、経験も同一ではありません。
キャンピングカーは乗用車とは異なります。先日も乗り心地が、、とお入替の相談も頂きました。それもそのはず、キャブコンのベース車はトラックです。乗用車ではありません。ただ、少しでも乗り心地や使用感のカイゼンをするため、日々様々な事に取り組んでおります。
今週末、豊川店限定とはなりますが、「続・アンコール試乗会」を行います(笑)是非乗り心地が気になる、エアコンと断熱が気になる、とお考えのお客様はご来店頂ければ、と思っております!
皆様のご来店お待ちしております~!