日中の最高気温が6℃の愛知店店頭、風が強いです。。
JCCS目前で納車でのご来店が立て続けにご来店頂いており嬉しい限りです。修理・車検のご利用も有難う御座います。
昨日、下取りさせていただいたお車、本日入庫チェックをしておりましたら、ちょっと足回りの違和感を感じて見てみたら。。
なかなかに痺れる6年目のカムロード純正タイヤでした。。これは新車からそのまま乗り続けていたという計算になります。(車両の登録年とタイヤの製造年が一致してましたので)
恐る恐るジャッキで上げて、最近お客様から頂いた新品のカムロード純正タイヤを履かせます。
(流石にこのままは商品化できませんよねぇ。。)
新旧タイヤを並べると、、ちょっと異様な光景が。
当然といえば当然。外径がタイヤの摩耗で小さくなっておりました。
興味本位でちょっと計測
今まで履いていた旧純正タイヤ
約63センチといったところです。
下がほぼ未使用の新純正タイヤ
ちょっと見にくいかもしれませんが、65.5cmです。
79,000km走行すると、外径が2.5cm小さくなる。当然摩耗で減りますが実際にこんなに風合いが変わるもんか、と驚きました。
ただ、メンテナンスが良かったのかタイヤのサイドウォール(側壁)に目立った凸凹や偏摩耗がありませんでしたので、問題なしと判断して今までお使いだったのでしょう。
ですが。
交換後、旧タイヤの走行面をみると全くと言っていいほど、溝がありません。これでは雨天時の制動、怖いですよね。。
しかもすべてのタイヤに見られたのが、謎の亀裂です。
当然走行路面には色々なものが落ちており、それを踏んだり跳ねたりすることで発生します。。タイヤの走行面は外さないと見えないからこそ、定期的なメンテナンスが必要なのです。
今回一番、深い傷がこれ。恐らく路面温度の低いこの時期だからこそ、問題にならなかっただけで、甚大な被害が発生しております。
ちょっと見はわからないかもしれませんが、タイヤの中のワイヤーが目視出来ます。。
路面温度の高い盛夏では絶対に走行してはいけないタイヤです。
タイヤのバーストは「空気圧」と言われがちですが、複合要因によって発生するものがほとんどです。最近流行りの空気圧をスマホで見られる商品を取り付けるのも結構ですが、自分の命を乗せて走る車のタイヤ、定期的に偏摩耗がないか、タイヤに凸凹が発生していないか、走行面や側面に亀裂が入っていないか、必ずチェックして頂きたいです。
お車を納車した後はお客様の定期的なチェックやメンテナンスがどんなものでも必要です。(乗用車も当然同じですよね。)
乗用車とは異なるキャンピングカーだからこそ、しっかりとメンテナンスをお願い致します。







