やはり、この時期に発生しましたね。。
「軽油凍結事件」(笑)
本日、高山にいるお客様からエンジンが掛からないんだけど~。。と連絡をいただきました。
色々とお話を聞くうちに、燃料が凍っているという事が。
今回はエンジン周辺の燃料ライン内での凍結だったようで、FFヒーターは稼働してたようです。燃料タンクからのホース長が短めですし、常に動かしていれば凍結はしないです。
軽油は地域や季節によって知らないうちに種類が変わるものなのです。(意識していない方がほとんどですけど)
引用(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%BD%E6%B2%B9#%E5%AF%92%E5%86%B7%E5%9C%B0%E8%BB%BD%E6%B2%B9
寒冷地(東北・北海道)や中部の山間部では販売者が自動的にその季節になると種類を変えていますが、その他の地域では寒冷地軽油に変わっている事は少ないのです。
ですので、平地で入れた軽油のまま高所や長野等に行かれて一泊するのは若干危険です。現地に到着する時の燃料残量を考えて、旅行前に給油してください。現地で満タンにすることで、凍結は免れます。
前のお客様は石川で入れた軽油でも、高山で凍結し、その際はFFヒーターも作動しない程、冷え込まれたという事例もあります。
(その時はたまたまオートキャンプ場で外部電源が取れたので、家庭用エアコンの暖房で凌いだ、というお話がありました)
この季節にフェリーで北海道に行く時(そんな人はそうそういませんが。。)も満タンにしてフェリーには乗らず、着岸してから現地で給油してくださいね。北海道の冬、ふきっさらしの中だと凍結確率は急上昇です。(道南ならそうでもないかもしれませんが。)
凍結してしまったらどうするか?
答えは単純、「温める」だけです。
今回のお客様はエンジンの燃料系統部分を暖めて始動する用になったとご連絡をいただきました。
致命的な事ではありませんが、やっぱり焦りますよね。
でもこれも経験です。どんどん楽しみながら経験をしてみてください!
最近乗用車もディーゼル車が増えてきてますから、普通車でお出かけの時もディーゼル車の方はご注意くださいね!