家に帰ってきた夫が、真っ先にこう言った。

まあ、あのお義父さんなら、そうだろう。

やっぱり、親子、よく似てる。


「一日中デカい音でテレビを観てるから、他の部屋に避難してTVerずっと観てたよ。TVerって便利だなぁ」


まさしくわたしたちの日常。

テレビはTVerで観て、2階に避難している。


要するに、親子で同じことをしているということ。

元々義父さんがこういう人というのは知っていた。

とても声のデカい、人の話を全く聞かない人だと思った。

結局のところ、TVの音が大きければそれよりも大きい声を出すだろうし、それに慣れると段々耳も大きな音じゃなければ聞こえなくなる。

そこを誰かが注意しても、聞く耳を持たないよう。

悪循環だね。


最近じゃあ、仕事をリタイアしているらしいので、テレビを観る時間はたくさんあるらしい。


わたしは今の仕事や副業を続けることができれば、定年は無いので、今まで通りの収入は得られるだろう。

でも夫が定年を迎える約10年後、確実にこうなることはわかっていて、私たちの未来のような気がしている。しかも、自営業だったお義父さんより早くリタイアするだろうサラリーマンの夫。

わたしが仕事をしていなければ、一日中、2階で暮らさなければいけなくなる。

今まで旅行に連れていってもらったこともないので、きっとずっと家に居て酒とタバコを大量に浴びながらのテレビ三昧だろう。


想像しただけでも、反吐が出る。