被災された方々の悲しみと苦労を思うと、胸がはり裂けそう。どうか困難を克服してもらいたい。
どうもこの歳になると、やたら涙もろくってね。
頭のネジもゆるみ始めてるけど、涙腺もゆるんで来てます。「なつむぎ」です。
なかなか実行できないけど、Don't worry, be happy. がモットーだよ。沈滞したムードを払拭したい。だから今日は明るい曲をご紹介しちゃおかな。
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「エル・マニセーロ」ってタイトルだとどんな曲かなって思う人でも、
「南京豆売り」って聞くと「あぁあの曲だ」って分かるでしょ。
ちなみに、英語のタイトルは「The Peanut Vendor」。
作詞、作曲はハバナ出身のモイセス・シモン(Moises Simons 1889–1945)。彼は、街のピーナッツ売りのかけ声にインスパイアされてこの曲を作ったとか。
1927年に誕生したこの曲は、キューバ音楽の大スタンダードナンバーとして、今までに160回以上録音されて来ました。
街でちゃんと商売が営まれている。
これが大切だよね。
平和の証です。
●El manicero / The Alegre All Stars
The Alegre All Stars は、Alegre Records のスターを集めたグループです。
「Alegre Records」ってのは、1956年にニューヨークで設立されたレコードレーベルで、ジョニー・パチェーコ、ティト・プエンテ、エディー・パルミエリ、ウィリー・コロンなど、ラテン音楽の大スター達を擁したレーベルで、ラテン音楽界の「ブルー・ノート」って言われてるくらい。スペイン語で歌います。
●The Peanut Vendor / Anita O'Day
ボクは、白人女性ジャズボーカリストの中でアニタ・オデイが一番好きかもしれない。
1919年生まれ。41年にはジーン・クルーパ楽団の、44年にはスタン・ケントン楽団の専属歌手となり、不動の人気を得た。英語で歌います。
●南京豆売り / ザ・ピーナッツ
南京豆売りは、ザ・ピーナッツ初期のテーマソングでした。英語と日本語で歌います。
●南京豆売り / 美空ひばり
ピーナッツが、おせんとキャラメル、あんパン、チョコレートに化けてるんだよな。日本語で歌います。
