【A】 A Felicidade | /// H A I H A I S M ///

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あわてない、あわてない。赤ちゃんが「はいはい」するように、のんびりゆっくり進みましょう。

アントニオ・カルロス・ジョビンの作曲で、ヴィニシウス・ヂ・モラエスの作詞。
ボサノバの黄金のコンビによるこの作品「フェリシダージ」は、
日本でもとても知られた歌です。

映画「黒いオルフェ」の中で歌われました。

日本では、「悲しみよさようなら」というタイトルの方が、通りがいいんじゃないかな。
確かに歌われているのは「悲しみ」だって言ってもいいけどね。

でも元のタイトルは、Felicidade(幸福/幸せ)です。
「幸せ」というタイトルで、幸せのはかなさを歌っている。

そこが良いのだって思うけど。


♪ Tristeza não tem fim Felicidade, sim
  A felicidade é como a pluma
  Que o vento vai levando pelo ar
  Voa tão leve Mas tem a vida breve
  Precisa que haja vento sem parar


♪ 悲しみには終わりがない 幸せは終わってしまうのに
  幸せはあたかも
  鳥の羽が 風に舞うかのよう
  とても軽々と舞うけれど ほんの短い間だけ
  風が絶え間なく 吹いてくれなければ



その後は、こんな風。

貧しき人々の幸せは カーニバルのような大いなる幻想(イルージョン)
人々は一瞬の夢を見るために 一年中働き続ける

人生やるって悲しいね。大変だね。


●Emilinha


●Clara Nunes


さてさて、ブログ友のメイさんの記事を紹介させてくださいな。
メイさんは、ボクの娘でもあり教え子でもあり。
といっても、血のつながった娘じゃないし、内容のあることを教えたことはないんだけどさ。

以前、グルっぽ「ボサノバが好きだ」の企画で、ボサノバ・ベスト10を選んだことがあるんだけど、
その時、彼女も投票してくれました。 (ノミネート曲は●ここ ベスト10の結果は●ここ

彼女はとてもいい耳を持っていて、聴いた曲をミミコピして歌ってハモッてしまうみたいですよ。
そんな彼女選ぶ「ボサノバ・ベスト10」では、
彼女の感性が捉えた曲のイメージと共に、
ボクとは違った視点で選ばれた演奏が紹介されてますよ。

第一弾 A Felicidade は、●ここ

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