あの...
とりとめのない文を書いちゃうまえに、最初に断っておきますが、
ボクはフランスが好きです。
パリの街は、犬のウンコは多かったけど、美しい街だったし、
フランスの女性は、香水がきつかったけど、おしゃれで洗練されていたし、
ワインだって、チーズだって、大好きです。
あと、ママンのパリのアパルトマンで休日を過ごすときのやすらかな気分とか。
落ち葉のチュイルリー公園を散歩するときのせつなさとか。って、たった一つ、こういうどこか気取った感じさえなければ... ってね。
でも、その気取った感じは、フランスのせいじゃなくて、
フランスかぶれの日本人のイメージなんだって、今は思いなおしてる。
フランスのイメージのデフォルメ。
こりゃおもしろい。
なんとも「おフランス」な感じ、おそ松くんの「イヤミ」みたいな?
シェー!
ポール牧みたいな?
ムッシュ・ピエールみたいな?
芸になっていれば、ステキです。
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女にカッコつけようとして、こんなこと言っちゃうやつがいたんですよ。
「このヴァンと、このフロマージュ、まさにマリアージュだろ?」
「やっちまったなぁ~」 ←クールポコ風に
お前は、フランス語版のルー大柴かっつーの。
あ、これを通常の日本語にすると、
「このワインと、このチーズは、合うね。」
くらいでいいと思いますがね。
さて、その「マリアージュ」って言うのは、フランス語で「結婚」って意味で、
食べ物と食べ物(特に、食べ物とワイン)の、絶妙の組み合わせのことを言うのだと。
肉に赤、魚に白ってやつですか。
まあ、実際には、もうすこし細かくて、
牡蠣にはシャブリとか、
フォアグラにはソーテルヌとか、
キャビアにはシャンパンとか、
いろいろ、言うわけですよ。
こんなの、日本にもありますよね~
ウナギに梅干とか、
てんぷらにスイカとか。
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もちろん、わかっててボケてます。
ご安心ください。
でね、なにが言いたいかって言うと、
この、食の組み合わせの良さを「マリアージュ」って表現しちゃうところに、ちょっと「キザ」を感じて、
次に、そういう言葉を日本語の中に入れて表現しちゃうところに、「ゲンナリ」を感じちゃうってことなんです。
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ちなみにボクだったら、
モツ煮にホッピーがマリアージュかな。
マックバーガーにコーラがマリアージュかな。
ぷぷぷ、安上がりなマリアージュ。
で、
カレーにビール これは、ディヴォルスです。
お前は、フランス語版のルー大柴かっつーの って2度目。
あ、ディヴォルスって、離婚。
うっかり、一緒になったけどやっぱり失敗だった、ってのはあるものだもの。
カレーも、ビールも、好物なのに。
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