
104番って今は有料でしょ。それに、だいぶ高い。
お金払って電話番号を調べなくても、ネットでいくらでも調べられるから、
今はもう、104番にかけることなんてなくなっちゃったけどね。
ボクがまだ中学生のころは、104番は無料だった。
大阪の電話番号を調べたいときは06-104とかけると、
大阪のオペレーターが電話に出て、番号を調べて教えてくれる。
そんな仕組みだったと思う。
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ある日、友人が気付いた。
「タダで遠くの人と話しをすることができるんだ。」
メッセンジャーも、スカイプも、もちろんアメーバピグも無い頃だったからな。
沖縄の市外局番+104
北海道の市外局番+104
なんかにかけて、「遠くのオペレーターと繋がった~」なんて、喜んだりして。
もちろん、聞く番号は適当。
「○○市役所の住民課の番号を教えてください」ってな感じでね。
教えてもらったら、もちろん丁寧に「ありがとう。」
で、すかさず、
「そちらの天気は、どうですか?」 なんて世間話をしちゃう。
のどかな時代だったんだろうね...
2人1人くらいは、少しの間、お話しに付き合ってくれました。
遠くの人とコミュニケートできたって、そういう高揚感があったなぁ。
外国とかが、まだまだ遠い向こうの話だった時代でした(ボクにとって)。
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あれ? テレクラなんかをイメージしちゃった人います?
ダメダメですよ。
