Amanita muscaria ☆ | /// H A I H A I S M ///

/// H A I H A I S M ///

あわてない、あわてない。赤ちゃんが「はいはい」するように、のんびりゆっくり進みましょう。

好きなきのこ類 ブログネタ:好きなきのこ類 参加中

はい。こんにちは。

最近流行りの雑食系中年男子「なつむぎ」です。

何でも食べるってのは、節操がないですか?

あ、そうじゃなくて? え? そもそも流行ってない?

がっかりだな。

*****

きのこってね、最初食べようって思った人は、勇気があった。
そう思う。

トライしたキノコが毒キノコで、狂い死にした村人の話しとか、聞いたこととかあっただろうにね。
でも彼らの勇気のおかげで、食べられるキノコがたくさんみつかってよかった。

そ、ボクはキノコ好きです。

一つ選ぶとしたら、舞茸

でも、松茸はきらい!って言っちゃう。
きっぱり!

味が嫌いとか、香りが嫌いとかじゃないんだな。
味や香りは、むしろ好き。
だったら何が嫌いなんだって言うと...

性根が。

お高くとまりやがって!
あんな値段が付くほどのしろものじゃないぞ。
もっと安くて美味いキノコはたくさんある。

松茸の香りは良いとしても、
見た目も「雅な」姿かもしれないけど、
その背後には、金はあるけど品の無い人のにおいがする。

あれ?暴論ですね。毒はいちゃいましたね。

キノコだけにね。

*****

はい。そのつまり、毒キノコの話題にしたかったんです。

今日の記事のタイトルの「Amanita muscaria」は、
英語では、「fly agaric」
スペイン語では「matamoscas(ハエ殺し)」
日本語では、「ベニテングタケ」。

漢字で書くと、

「紅天狗茸」

いやぁ、きのこの見た目も毒々しいけど、漢字の見た目も毒々しいです。


///   H A I H A I S M   ///-ベニテングタケ

///   H A I H A I S M   ///-ベニテングタケ


毒キノコをイメージする時、このキノコをイメージする人、多いんじゃないかな。

赤に白のぷつぷつ。

水玉模様ね♪ って無邪気の喜べない程のおどろおどろしさがある。

もちろん、毒キノコなんだけど、
ヨーロッパでは、幸福のシンボルとされている。びっくりだね。


でも、もっとびっくりすることは、このキノコは味がめちゃめちゃいいらしい。

毒キノコなのにだよ。

ベニテングタケの毒の成分イボテン酸は、
その旨味は、味の素の「グルタミン酸ソーダ」の16倍なんだそうで、
ようするに、激うま!

長野のとある地方では(どこだか具体的には知らないんだけど)、
一度塩漬けして、その後塩抜きをするという方法で、どうも毒を殺して食べるらしい。

普通のキノコは、そういうプロセスを経ると旨味成分が抜けちゃうんだって。

でも、「ベニテングタケ」は旨味がしっかりと残る。
それは、旨味成分が濃くて、激うま!だってこと。

すごい!

美味いのに毒がある。

それって...

美しいのに毒がある。

ってのと似ている。

雑食系としては、一度は食べてみなくちゃならないな。


ブログランキング・にほんブログ村へ ← click me!