昨日1日の「大阪街歩き」を終えて今朝、東京に戻ってきました。
いやぁ、大阪、面白かったな。
関西にはボクら東京人にはうかがい知れない細かなルールがたくさんあるでしょ?
たとえば、
1 京都ではもう帰りたいと思ったら、お茶漬けをおねだりしないといけない とか
2 道頓堀にかかる戎橋では、かならず女性をナンパしなくちゃならない とか
3 芦屋に住むと、朝から三田牛のステーキを食べなくちゃならない とか
むずかしいです。
だから大阪は、ボクにとっては日本語がとても良く通じる海外って感じです。
ボクは、自分のことを「ボク」と呼ぶのですが(ま、ご存知の通り)、
あるとき関西の女性に、
「ボク、ボクって、東京人のボクは、なんだかおかまっぽい」
と指摘されて以来、
大阪では「我輩」で通してます。
仕事の打ち合わせでも「ウァハッハ。我輩の考えるには...」とやるものだから、
すっかり「何様ですか?」扱いを受けてます。
そんなこんなの、金曜日の打ち合わせを終え、
20数年ぶりの大阪探検に挑んだ我輩は10万18歳であるが?
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もちろん、大阪初めてじゃないよ。
でも、ホテルと打ち合わせ場所の往復だけだったり、
だれか案内してくれる人がいたりして。
自分の足で街を歩くのは、初めて。
地図と地下鉄路線図を見ながら、朝8時から夜10時まで、
歩いて、乗って、飲んで、食べて、歩いて、食べて、飲んで、飲んで、また飲んで、の大冒険でした。
1 松屋町
がんばって朝早く来すぎた。おもちゃ問屋も人形問屋も、ほぼクローズ。
2 ジャンジャン横丁、新世界、通天閣
これは、まさしく大阪、昭和をテーマにしたテーマパークだな。
朝から立ち飲みで飲んでるおっさんとか、碁会所に集うおっさんとか、皆さん、エキストラですか?
20数年前に来たときと違うのは... 新世界の周囲って、昔はもうちょっと怖げだったような。
↓ 2人の名前を書いた鍵をとりつけるらしい。もとからジャンジャン横丁にあった習慣なの?
3 なんば
わ! なんばパークスすごい! おしゃれになっちゃって...
ドンキホーテのケバいビルは、東京だと周囲から浮いちゃうんだけどね。
道頓堀にあると、派手に見えないなぁ。
4 ATC
戎橋で若い観光客と見かけると声をかけていたおじさんが、
「大阪観光をしたかったら中央線に乗って、海をくぐって終点まで行って、
その1つ先にいきなはれ。」
と、何度も何度も言っていたので、行ってみました。
ニュートラムのトレードセンター前で降りてみたんだけど、
あったのは、ATC(Asia Pacific Trade Center)。
人、少な!
生な形と生色がぶつかり合ういかにもな建物と、フェリーの「さんふらわあ」。
あと、コスプレのお姉さんたちが、なぜか大勢いた。
5 万博記念公園
岡本太郎はちょっと苦手に思っているんだけど、でも太陽の塔はやっぱり存在感ある。
前から見ると、いつも見る太陽の塔。
横からみると、プロポーションは「かおなし」かな。
後ろから見ると...
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いるか さんは、
大阪ではエスカレータは右側に立たなくてはならない とか
串かつを食べる時、ソースの2度付けは禁止 とか
なぜか、大阪のルールにめっぽう詳しいのです。
その、いるかさんから、
太陽の塔の裏側を見てこいとの指令がありましたので、
見て参りました。
彼女が子供のころから怖がっていて、
見たはずなのにあまりの恐怖に記憶から追いやってしまった、その裏側は...

横からみると、「かおなし」の太陽の塔は、
後ろから見ると、タトゥーをした「ビビビのねずみ男」でした。
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6 再び新世界で串かつ
ソースは1回。ソースは1回と唱えながら、緊張して串かつをソースの中にと入れました。
「あの東京人、2度付けするんじゃないか」って、店中の店員にマークされているような気がして、
1回しかつけてないということをアピールするために、
妙にオーバーアクションでソースをつけてたボクです。
かなりぎこちない動きだったろうな。
じじいの早朝ラジオ体操くらい、ぎこちなかった。
7 夜行バス
バスの出発場所が、茶屋町って言うんですか、阪急梅田駅の裏側に広がる一角にあって、
いやぁ、人がいっぱい居たなぁ。
ただでさえ、梅田の駅ってなんだか複雑なのに、工事中とかでもう、どこをどう歩けばいいのか
全然わからない。
