
カウンターでも、テーブルでも、どちらでもOKです。
同じくらい、うれしいと思います。
だって、恋人とデートでしょ?
あ、女房とデートのときも、カウンターでも、テーブルでも、どちらでもいいです。
だって、女房とデートでしょ?
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比較したわけじゃないですよ、誤解のないように。
ただし、女房とカウンターに座るときには、鉄の掟があります。
彼女が左利きなので、ボクが右、彼女が左に座るってことです。
そうじゃないと、箸を使うときにひじがぶつかるからね。
けんかになる。
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はい。どうでも良い夫婦の話しは置いておいて...
まだ、ボクが学生だったころ、親が家を建て直すことになって建築設計者が我が家に来た。
で、間取りについてなんだかんだと話をしてる内に、彼は、
「ベッドを2つ寝室に並べる場合は、こっちが男性で、こっちが女性だ。」
と主張するワケです。
「なんで???」 と理解できないでいるボク。
彼は平然と、「なつむぎ君も、も少し大人になれば、わかるよ。」って。
すみません。
その後順調に育って、もう結構大人なんですけど、分かりません。
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あ、話がかなり横道にそれてしまった。
本当に話したかったことに話を戻すと...
ボクがカフェで椅子に座ってるとするよね。
4人がけのテーブルかなんかに。
そこに、そう親しいわけでもないけど、ちょっと知り合いの女性が来るとするじゃない?
で、なんとなく「一緒のテーブルで」なんてタイミングになったとき、
日本の女性だったら、ボクと向かい合わせの席に座るよね。
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23歳の春、初めてのスペインで、そういうシチュエーションになった時、
彼女は、ボクの隣に腰掛けてきた。
うろたえるボク。
それに、なんだか人と人との距離が、日本とちが~う! 狭っ! 近っ!
でね。次にそういう機会があったとき、その時は彼女の方が先に座っていたので、
ボクは、彼女の向かい側に腰かけた。
そしたら、彼女は席を立ってボクの隣に座りなおす。
再度うろたえるボク。
「気をつけなはれや」 じゃなくて、
「惚れてまうやろ~」 ← チャンカワイ風に(使うの2度目)
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その時はさすがに、「どうして隣に座るの?」って聞いたんだよね。
答えは、
「向かい合うと、照れくさいから。」
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おさ~んは、以来、ラテンびいきです。
