【毒】 モチベーション コンサルティング だと? | /// H A I H A I S M ///

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あわてない、あわてない。赤ちゃんが「はいはい」するように、のんびりゆっくり進みましょう。

ボクも、昔は若かったんだよね~

そして、バカで世間知らずだった。


あ、歳をとってもなおってないとこ、あるかも~


*****


新卒で入社してほんの数年たった頃、

同期が集められて、泊り込みの研修があったんだよね。


仕事に役立つスキルを教えてくれるのかな。


なんて思って参加したけど、残念ながらほとんどがレベルの低い(良くある)根性論だった。

あんまりにもくだらなく感じたので、手を上げて、


「ここに集まってる人たちは、この会社でプライドを持って働いているんだと思う。

 なのに、くだらない精神論ばっかりで実にがっかりだ!」


と、人事課長の講義の時に発言しちまった。


ほらね、若くて、バカで、世間知らずでしょ? ボク。


すると人事課長は、


「なつむぎ君は、雪が解けると何になるか知ってるかな?」 


ボクは答えました。


「春になるって答えなのかもしれませんが、

 そんななぞなぞをするため私たちはにここに呼ばれたのですか。」


完璧に凍りついた場の空気。


凍りついた空気がパリパリと音を立てて割れて、降ってくる。

それは美しい、ダイヤモンドダストのような光景だった。


それから研修が終わるまで、ボクは若い人事課員にぴったりマークされちゃった。


全体主義国家の中の、民主活動家みたいな気分だったなぁ。


*****


そりゃ今だったら、そんなとげのある受け答えはしないよ。もちろん。


「実にがっかりだ!」


じゃなくて、


「が・っ・か・り・です!!!」 ← ザブングルの加藤風に


とかね。


でもさぁ、

もしボクが「水」と答えていたら、


彼はトクトクと、

「キミは固定観念にとらわれているなぁ。人間は発想がやわらかくなくちゃならないんだ」 とか、

話したんだと思う。


そんなことになったら、


「く・や・し・い・です!!!」 ← もちろん、ザブングルの加藤風に


ボクがいやだったのは、

社員のスキルを向上させるのではなく、

社員のやる気みたいなのを向上させようとする、

その考え方だったんだって思う。


いやいややろうが、喜んでやろうが、それについてはとやかく言われたくない。


もちろん、仕事に積極的に取り組みたい、喜んでできるようなことを仕事にしたい、

そうは思っているよ、そうできないときは悩むよ。


でもそれは、個人の内面の話だよなぁ。


って、ボクはそう考えていた。(そして今も)


*****


最近テレビで、社員のモチベーションを上げることをテーマに、

企業に対してコンサルティングをする人がいることを知った。



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