ちょっと前、古文の先生は古語で会話ができるか? ってブログで書いた時、
久しぶりに古文の授業を思い出して、
「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは少し明りて...」
なんて書いてみました。
書きながら、
「やうやう」とは書くけど、読むときは「ようよう」だよなぁ。
いや、正確には2重母音で発音しないから「よーよー」なんだよなぁ。
なんて考えていた。
その時にふと思いついたことがあって、
「あう」が「オー」に変化するのって、フランス語っぽいよね。
さよならの au revoir は、オールボワールだったな。
なんて考えている内に、また思い出したことがあって、
ai ってつづりは「エ」って発音するんだったよなぁ。
「あい」が「エ」になるのって江戸弁と一緒かな?
大工のことを「でぇく」って言ったり、「大嫌いだい」を「でぇっきれぇでぇ」なんて言うと、
なんだか江戸っ子っぽい。
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でも、どうも江戸っ子フランス人だけじゃないみたいで...
タイ語の「できません」の「ไม่ได้(マイダーイ)」は、「メダーイ」って発音することが多いみたいだし、
「習いに行く」の「ไปเรียน(パイリァン)」なんてのも、「ペィリアン」に聞こえることが、
(ボクには)多い。
ボクの耳のせい?
いや、きっと、「アイ」が「エ」に変化するってのは、普遍的なものなんじゃないかな?
あごの骨格とか、声帯や舌の機能とか、そういうのが人間に共通であれば、
こういった音の変化の共通性があっても良いような気もするけど、
詳しい方いますか?
