Lady, Be Good は、1924年に上演されたミュージカルのタイトルです。
今日の1曲「Lady, Be Good !」、時に「Oh, Lady Be Good !」はその中で最も有名な曲です。
作曲はジョージ・ガーシュイン。
ガーシュインの名前はジャズやミュージカルを好きな人なら、必ず聞いたことあるはずですよね。
ガール・クレイジー(後のクレイジー・フォー・ユー)や、
ストライク・アップ・ザ・バンドや、
ショー・ガールや、
巴里のアメリカ人や、
ポーギーとベス
などのミュージカル(映画)の作曲を手掛けている、アメリカの作曲家ですね。
ポピュラーソングの名曲を、兄の作詞家アイラ・ガーシュインと組んでたくさん世に送り出しています。
一方、クラシックファンにも、ガーシュインの名前は知られているはずです。
それは、
パリのアメリカ人や
ラプソディ・イン・ブルー
と言った、クラシックとジャズを融合させた曲を作っていて、クラシックのオーケストラも良く演奏してるからですね。
ボクも中学校の時、音楽室で聴きました。
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さて、おすすめの5つです。
1~3までは、ジャズの演奏家によるもの。
残念ながら iTunes Store で視聴ができないので、Sir Roland Hanna Quartet による演奏へのリンクをつけておきました。(おざなりな対応で、失礼!)
4と5は、クラシックの演奏家によるもの。
1 おしゃれにジャズっぽい
Buddy DeFranco / Live Date!
2 軽やかにジャズっぽい
Joe Pass / Blues For Fred
3 む~んとジャズっぽい
Kenny Burrell / At The Five Spot Cafe
・ ジャズの演奏の例として (扱いが軽くて、ごめんなさい。サー)
Sir Roland Hanna Quartet / Sir Roland Hanna Quartet Plays Gershwin
4 ほほえましい生真面目さ
Lisa Harris / Apres Le Plie Music for Ballet Class
5 丁寧にリラックス
Quartet de Clarinets de Barcelona / G. Gershwin
4番のアルバム「Apres Le Plie」は、有名な曲をたくさん、バレエの練習の伴奏用にピアノで演奏しているものです。1曲1曲は1~2分程度で短いんだけど、1枚のアルバムに55曲も入っている。
その中には、
Singing in the Rain や
Honeysuckle Rose や
On the Street Where You Live や
Paper Moon
なんかも入っていて、これらの曲が、テンポをしっかりキープして「きちんきちんと」演奏されているのですよ。
午後の陽の光が大きく差し込んだレッスン室で、チュチュを着た少女が片手でバーを握りバレエのレッスンをしている姿を想像しながら聴くと、ぐっ~とムードが出ます。
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でも不思議ですね。
クラシックの演奏家が演奏すると、とたんに魅力を失うジャズの曲もあると思うけれど、ガーシュインの曲はしっくりとくる。
Quartet de Clarinets de Barcelona の演奏、なかなか気に入ってます。
