先週、コブのすぐ横にあった岩山。



岩の全容を撮った写真がなかったので、なるべく全体が写ってそうなやつを。(整備前に上から撮った物)



今回はこうなってました。(下から撮った物)



同じ写真ですが。
この辺りからスタート出来たの。
ちょうど周囲の岩の間だったから上部は
生き残ってたのに。
こうなるだろうなとは思ってたけれど。




夏乗鞍9日目、今週の初日の火曜日。
雪上滑走で96日目です。


ザックを置いてある避難小屋へ昼休憩に行った時、道路で突然の大粒の土砂降り雨に降られまして。
タッチの差で、一瞬でずぶ濡れ。


上着は脱いだ方が良いかな?とも思ったんだけどね。
皆さんは脱いで干してた。
でもそのまんま着てました。
着てる方が乾くから。
気化熱で冷えますが。泣き笑い
ずっと濡れてるより乾いた方がマシ。


下界の猛暑と比べたら、冷えもありがたいというもんです。
中に薄手を1枚余計に着ていったので、風が吹くと寒い程度で問題なし。


薄着だった人は冷え地獄だったでしょう。
朝の乗鞍高原では生暖かい強風で、大雪渓も気温は低くはなさそうだけど、風での体感がね。


登山の人なら低体温症で行動不能(最悪は死)になる濡れや冷えも、すぐに避難小屋に退避できる第1ステージだから無事。


半裸の外国人(西洋人)とかいるよ。
外国人は暑がりが多いのか、真冬の北海道で半袖1枚とかも見ます。


過去には日本人でも行きのバスで大はしゃぎしてたパリピ登山者が雷雨予報が出てるのに雨具の用意がなく、ずぶ濡れで避難小屋に来て「寒い寒い」ってガタガタ震えてた事もある。


梅雨明け前に雨宿りもする所がない第2ステージへ移動するかもしれないと考えると、またモチベーションが下がってくよ。😰
第1が終わったら雪上シーズンアウトかなとも考えてる。


雨、ガス、強風と3つ揃った悪天候で、特に風が大変だった。
強風の日は稜線や道路にいるより雪渓にいるとそれほど強く吹き込まないんだけど、雪渓にもビュービューと吹いた吹いた。驚き


ハイク中向い風の突風に煽られて後ろに倒れそうになるわけです。
何回も「きゃ〜😫」を言った。
ツボ足の足跡階段も融けて凍ってただのスプーンカットと化してブーツのコバが掛からないから。


で、昼休憩の終わり頃に雨雲レーダーはあと3〜40分は止んで、その後にまた本降りが来るらしいって聞きました。
4人が13時便で帰り、4人は雪渓に残る。 


Bダイヤ(雨の日ダイヤ)なので13時便の次は15時で、14時便はありません。
「まあいいや、15時便で帰ろう」
組長から「ヒィ〜君が3時便だから俺も3時にする、夏姉は?」って聞かれて(えっ?と思いつつ)「3時」と答える。


だって、クワとスコップでフルメイク(掘り直しレベル)されたコブの整備の踏みとデラだけで何本も登り返したけど、昼前は1本も滑ってなかったから。

13時で帰るなら滑走0本だわ。泣き笑い



濡れネズミになっても、バスはビニールが敷いてある座席に座るのでシートを濡らさないからダイジョブ。


残って正解。
その後も降らなかったの。
ガスも午前中に比べたら薄くなった。
強風は相変わらずでしたけどね。




この日、火曜日のおやつはシュークリーム。


夏蜜柑さん特製クレーム・ディプロマットを詰めた手作りシュー・ア・ラ・クレーム。(気取ってみた 笑)


夏蜜柑シュークリームといえばクリーム爆弾で、噛じるととろとろクリームが破裂します。
夏のふじてんでは食べた人全員が爆弾破裂の被害者だった。


今回はカスタードクリームを硬〜く作って、合わせる生クリームもダレにくい乳脂肪多めの物にしました。


それを目一杯詰めてみて、何グラム入ったのかを計って全部を統一したので、詰めの当たり外れを無くした。


疲れてると甘い物が美味しいからね。

「これが楽しみ」って言ってくれる人もいて、「美味しかった」って言ってもらえたので私の自己満足です。



無添加ですから市販品と比べて腐敗だののリスクがあります。
添加物の基準を守って衛生管理がしっかりされてるメーカーさんの物の方が安心とも言う。


もちろん人様に差し上げるのは手洗いと消毒と保冷でなるべく菌の繁殖をさせないよう気を付けてます。
傷みやすい時期だし生物なので、作ったのも家を出る直前。


滞在中の食料を入れていくいつものクーラーボックスには入りきらないので、LOGOSのハイパー氷点下クーラーで冷やしたまま雪渓まで持って行きましたよ。


皆さんからもお菓子をあれこれいただくので、最近のお昼の弁当はおかず(家に作り置きしてく物)のみで主食はお菓子。(笑)